平成22年11月15日(月)

プロフェッショナル in 呉高専
ロボットクリエイター 高橋智隆氏 講演

担当:学生主事補 林 和彦

 高専祭最後の企画「プロフェッショナル in 呉高専」として、世界的に高く評価されていますロボットクリエイターの高橋智隆氏をお招きして、「ロボット時代の創造」と言う題目で講演いただきました。

 高橋氏は、ロボットと人間が一緒に暮らす未来を目指して、株式会社ロボ・ガレージを起業し、自らロボットをデザインし製作しておられます。

 そんなロボットに掛ける熱い思いを講演ではお話しいただきました。また、製作したロボットを会場にお持ちいただいて、ロボットのデモンストレーションをしていただきました。
 人と会話をして自立的に動き回るロボットの様子は、意思を持った人間のような振る舞いで、会場を大いに沸かせてくれました。見る人の心に語りかけるような高橋様のロボットは、学生の印象に強く残ったことと思います。

 最後に、2年連続全国大会に出場するロボコン部員に対して、激励のお言葉をいただきました。全国大会に向けて弾みが付いたことと思います。この場を借りて、お礼申し上げます。


ソフトテニス部
広島県高等学校新人選手権大会団体戦5位で中国新人大会へ!!

担当:ソフトテニス部顧問 井上 浩孝

 広島県新人選手権大会団体戦2回戦までが13日(土)に、3回戦以降が14日(日)にみよし運動公園庭球場にて開催されました。(写真1、写真2)。

写真1:開会式の様子
写真2:開会式の様子2

 今回の団体戦メンバーは、主将の森川君(熊野東中出身:2年)、小学生の頃ソフトボールに真剣に取り組み、身体能力の高い森上君(郷原中出身:2年)を1番手、本校にとって10年に1度の逸材の向田君(矢野中出身:2年)、昨年の新人戦まで1年生ながら即戦力として活躍していた小船君(昭和中出身:2年)を2番手、現在急成長中で攻めのテニスが魅力の原田君(熊野中出身:1年)、冷静沈着で安定したプレーが身上の垰本君(八本松中出身:2年)を3番手、そして温厚な性格で団体メンバーを和ませてくれる舟橋君(向島中出身:2年)、来年度の新チームを見据えて今後の成長が見込まれる児玉君(高屋中出身:1年)を4番手として出場しました。

 我ら呉軍は呉地区予選で3位となり,各地区大会を勝ち上がった55校の第7シードで出場したので1回戦はありませんでした。
 8時30分にコート開放され、朝5時起きで会場についた選手達は早速みよし運動公園独特の朝霧の中練習を開始しました。私の前回の檄文に呼応し、呉高専ソフトテニス部OBの張飛将軍こと岡辻君が早朝から愛馬のバイクにまたがり援軍に馳せ参じてくれました(写真3)!
 昨年高専大会が終わってからも卒業してからも大阪に就職する前日まで毎日練習に参加してくれた岡辻君がいると、我ら呉軍の士気がぐんと高まります。

写真3:談笑風景

 10時に開会式が終わってから待つこと約6時間半、本校初戦の相手は1回戦で因島高校を対戦成績2対1で破った三次地区3位の庄原実業高校です(写真4)。

写真4:試合前に円陣を組み、
士気を高める選手達

 第一試合は先日の大会で三国志の呉の猛将「甘寧」のごとき大活躍を見せて3位入賞という快挙を成し遂げた森川・森上(もりがみ)組が4対1で快勝し(写真5)、第二試合も向田・小船組が4対1で快勝しました。

 そして、第三試合は原田・垰本組が4対2で勝利したのですが、いつも冷静沈着な垰本君が落ち着きがなかったのですが、保護者の方が初めて試合を応援に来てくださったからだということでした。

 翌日はいつも通りのプレーを披露してくれました。

写真5:森川・森上組の2回戦の試合風景

 試合終了後、選手達は向田君の保護者の方の車で宿泊先の旅館へ移動し、私は翌日対戦する相手の試合を偵察しました。
 地元の三次高校が勝ち上がったのですが、2本目にダブル後衛がいることを確認して、会場を後にし、旅館へ向かいました。旅館へつくとすぐに19時から食事が用意され、みんな待っていてくれました。
 夕食はカツ(勝つ)カレーです(写真6)。明日も勝ちましょう!

写真6:夕食はカツカレー

 ちなみに、先週福山の個人戦初日で私が食べた夕食は。。。(写真7)ラーメンよりむしろ振りかけるごまが大好きな森上君と替え玉4杯の記録を作り、昨年殿堂入りした垰本君達と一緒に福岡出身の私の大好物を食べに行きました。

写真7:とんこつラーメンですたい!

 二日目、8時に試合会場に到着し、乱打をして試合前の最終調整を行った後、9時からベスト8をかけて三次地区1位の三次高校と対戦しました。
 昨日の2回戦と同じ順番でオーダーを編成し、第一試合は森川・森上組が4対1で、第二試合は向田・小船組が4対3で勝利し、2戦先勝で新人戦県大会で初のベスト8進出を決めました!

 準々決勝の相手は昨年度の県大会新人戦優勝校で第2シードの広島地区2位の山陽高校です。

 ここでは三国志のエピソードに例えて激闘の様子をご報告します。
 第一試合では、劉備軍が曹操軍の大軍に撤退を余儀なくされた「長坂の戦い」です。本校3番手の原田・垰本組の趙雲のごとき善戦虚しく、ゲームカウント0対4で敗れました(写真8)。

写真8:原田・垰本組の準々決勝の試合風景

 第二試合、第三試合は、かの有名な「赤壁の戦い」です。曹操軍百万の大軍に対し、我ら寡兵の呉・蜀連合軍は黄蓋将軍の大活躍で曹操軍の大船団を火の海にします。

 第二試合では呉の猛将「甘寧」こと森川・森上組が火の海となった船団のなか敵の総大将曹操をあと一歩のところまで追いつめ、ゲームカウント4対3で勝利しました。命からがら上陸し、逃亡をはかる曹操に、劉備軍の義将「関羽」こと向田・小船組が待ち構えます。しかしながら、義に厚い関羽は、曹操との旧誼で見逃します。
 ゲームカウント3対4で惜敗しました(写真9)。あと一歩のところで大金星を逃しました!

写真9:向田・小船組の準々決勝の試合風景

 この戦い、向田君の強烈なサーブが連続で決まり、初めて渾身のガッツポーズと咆哮が出ました。
 眠れる獅子の咆哮をどれほど待ちわびていたことか!敗れはしましたが、胸が熱くなる好ゲームの数々でした。感動をありがとう!

 途中、昨年度優勝校相手に向田君の獅子奮迅の活躍を見ながら、長い夢を見ているような錯覚に陥りました。この春まで呉地区の某監督さんに試合後の某校選手達への指導で、「勝つには勝ったが呉高専ごときにこがな試合して恥ずかしいと思えや!」と罵られていた我ら寡兵の呉軍がここまで感動的な熱戦を強豪相手に繰り広げる光景を目の当たりにして(涙)。夢は来年の春のインターハイ予選で実現しましょう!

 準々決勝で惜しくも敗退した我ら呉軍は同じく準々決勝で神辺旭高校に敗れた国際学院高校と対戦しました(写真10)。

写真10:順位決定戦(対国際学院高校)の様子

 第一試合は先ほど大手柄を逃した向田・小船組がゲームカウント4対2で汚名挽回し、第二試合は本校3番手の原田・垰本組がゲームカウント0対3から4対3の大逆転で勝利し、2戦先勝にて5位6位決定戦に進出しました(写真11)!若武者原田君の颯爽としたガッツポーズ、ベンチも熱くなりました。

写真11:原田・垰本組の試合風景

 5位、6位決定戦は順位を決めるというだけではなく、来年1月に福山で開催される中国新人大会の出場権がかかっている大事な戦いです。対戦相手は、8月12日に本校テニスコートで初めて練習試合をして頂いた広島地区3位の強豪、賀茂高校です(写真12)。

写真12:試合前賀茂高校の大応援団と
選手達に臨む8人の侍

 我ら呉軍の残りの部員達は高専祭ということで孤立無援の状態でしたが、多くの保護者の方が温かく見守ってくださり、大きな力となりました。感謝いたします。

 第一試合は原田・垰本組がゲームカウント1対4で敗れましたが、本校不動の一番手に成長した森川・森上組が第二試合ゲームカウント4対0で快勝し、勝負は最終決戦に持ち越されました。第三試合、向田・小船組が序盤ゲームカウント3対1とリードするも、そこから逆襲を受け、ファイナルゲームに突入しました。

 相手の勢いとどまることを知らず、3−6のマッチポイントまできて万事休すかと思わましたが、またしても向田君の凄まじいプレーと相手のダブルフォルトが重なり、6−6に持ち込みました!そこからアドバンテージを取るものの取り戻され10−10までいきました。

 手に汗握る攻防に、もうどうちらも5位で両方中国新人大会に出してくれればいいのにと思いながら、またしても向田君の集中力の研ぎすまされた強烈なファーストサーブが2連続で決まり、12対10で大接戦を制して5位となり、中国新人大会出場を決めました!!

 3−6のトリプルマッチポイントからよく粘りました。同点に追いついた直後の小船君の雄叫びもかっこよかったです。あと1点を取ることの難しさを体感しました。相手は両方1年生だと思いますので、勝ちを意識して浮き足立ってしまったのでしょう。この悔しさをバネに、技術面だけだはなく精神面も強くなってほしいと思います。お互い強豪校の広島翔洋を打倒することを目指して、切磋琢磨していきましょう。しかし、疲労困憊いたしました。
従来は3位4位のみに与えられるこの権利ですが、今回は広島県で開催されるため、開催県推薦での出場です!各県の強豪校との団体戦、非常に楽しみです。我ら呉軍の快進撃はまだまだ続きます!!

 最後になりましたが、試合を応援に来てくださいました、OBの岡辻君、保護者のみなさま、私の書く三国志まじりの呉高専日誌をご愛読されている多くのみなさまに感謝いたします。最近は本校のみならず他校の多くの保護者の方に高専日誌を楽しみに見ていますとお声をかけて頂き、うれしい限りです。今後ともご支援・ご鞭撻のほど、よろしくお願いいたします。

 広島県新人戦初の個人戦3位で県インドア大会出場、団体戦5位で中国新人大会出場を記念して、私の英国留学時代の写真を初公開いたします。4年前に1年間留学させて頂き、じっくり研究をさせて頂くと共に、多くの友達ができました。閉塞感渦巻く日本の現状でございますが、この呉高専日誌をご覧になった皆様が少しでも元気になって頂けたら幸いです。みんなで元気出していきましょう!!

写真13:井上先生と愉快な仲間達(国際編)