平成22年12月15日(水)

環境都市工学科 現場見学会

担当:環境都市工学科5年 出雲 力斗

 環境都市工学科では、3年生以上を中心に現場見学会を実施しています。現場見学会では、普段目にすることのできない現場の様子を自分の目で直接見て学び、理解を深めることができます。

 今日は、環境都市工学科4年生と専攻科2年生を対象とした現場見学会が実施されました。見学場所は、平成23年度中の開通を目指し、工事が進められている東広島・呉道路工事のうち、岩山トンネル工事・大積川橋PC上部工事・阿賀改良第2工事の3箇所です。

 《岩山トンネル工事》
 岩山トンネルは、東広島市と呉市の市境をまたぐ全長1172mのトンネルです。

 今日の見学では、切羽(きりは)と呼ばれる、トンネル掘削時の最深部にあたる地点(写真1)の間近まで見学に行かせていただきました。切羽ではレーザーポインタを使用して掘削箇所や火薬充填場所を示しながら作業されており、最先端の技術を目の当たりにしました。

 その後、入口に向けて歩きながら、トンネルが完成するまでの様子を段階を追って見せていただき、とても興味深い見学内容でした。

写真1 切羽の様子
写真2 ドリルジャンボ
(火薬充填孔を掘る機械)
写真3 防水工(湧水保護)の終了した箇所
写真4 工程が終了した箇所

 《大積川橋PC上部工事》
 大積川橋は、全長114mの3径間連結合成桁橋です。

 PCとはプレストレストコンクリート(Prestressed Concrete)のことで、引張力に弱いコンクリートの弱点を改善する技術の1つです。この現場では、ポストテンション方式と言われる現場でプレストレスを与える手法を採用されていました。

 この現場での架設方法は、架設桁架設工法と言われるものです。架設門構を組立て、架設桁を設けて、主桁を架設する工法です。今回の現場見学では、架設が終了した橋の上まで行かせていただき、説明を受けました。

写真5 架設が終了した橋の上で説明
写真6 架設門構と架設桁

 《阿賀改良第2工事》
 阿賀改良第2工事では、東広島・呉道路の終点である阿賀ICと国道185線との接続部にプレストレストコンクリートを使用したPCBOXを設置し、道路が造られていました。

 PCBOXは1ブロック60tもの重量があり、広島県東広島市豊栄にある工場で造られたものが、トレーラーで運搬し、設置されていました。

 東広島・呉道路完成後は、このPCBOXの中に市道町田線が通ります。

写真7 PCBOXの中で説明
写真8 PCBOXの説明

 最後になりましたが、今回の現場見学にあたり、国土交通省広島国道事務所・佐藤工業株式会社・川田建設株式会社・株式会社増岡組の担当の方々には、お忙しい中、丁寧に説明していただきました。ありがとうございました。
 整いました!“トンネル”とかけまして“やっぱ焼肉はこれでしょ!”ととく。その心は“掘るもん(ホルモン)”です。


校長表彰

担当:総務課庶務室総務係

 12月13日校長室において,本校教員表彰規則で定める校長表彰の表彰状授与式が挙行されました。

 この表彰は,教育,研究及び社会貢献活動等において,優れた功績があったと認められる教員を表彰するもので,12月2日の総務委員会の選考に基づき,決定されました。

 本年度の受賞者は,機械工学分野 吉村敏彦 教授(第2条第1号表彰),人文社会系分野 岩城 裕之 准教授(第2条第1号表彰),建築学分野 寺岡 勝 教授(第2条第2号表彰)で,副校長,主事,所属分野代表が立会いのもと,遠藤校長から表彰状及び副賞が授与されました。

後列左から寮務主事,学生主事,人文社会系分野代表,副校長,教務主事
前列左から吉村教授,岩城准教授,校長,寺岡教授