平成24年1月13日(金)

就職ガイダンス(電気情報工学科)

担当:電気情報工学分野 藤井 敏則

 就職ガイダンスに平成17年度に機械電気工学専攻を修了し,経済産業省 中国経済産業局に勤務している伊東直人さんに講演していただきました。

 学生時代に伝説を作った話とか,就職活動の話や就職後の勤務の様子などを話していただきました。

 学生時代の勉強は電気関連の仕事に就けば必ず役に立つし,英語も必ず必要になってくること。

 就活の時や社会人での心構えなどを,講演していただきました。

 色々話をしていただいて,学生が最も印象に残ったことは,趣味を持つと良いということではないでしょうか。仕事ばかりでは,人生面白くありませんからね。

 大変ためになる講演をしていただきましてありがとうございました。

就職ガイダンスの様子-1
就職ガイダンスの様子-2


環境都市工学科の探偵物語
「丸い物体の正体は何だ?」環境探偵団が犯人を捜し出す!

担当:環境都市工学分野 竹内 準一

 ある日の午後、呉高専で『環境生物学研究室』の看板を掲げる竹内探偵の下へ一つの厄介な捜査依頼が極秘に持ち込まれました。「受水槽タンクの水に浮かぶ怪しい浮遊物が多数、見つかったのだが、それは何なのか?」という難問です。早速、顕微鏡で調べてみました。

 ほぼ同じ大きさの丸い物体が、単独ないし塊状(クラスター)に分布しています。探偵は、これまでの経験に照らし合わせ、①植物の花粉、②酵母の細胞、③何か動物の卵、④微小な樹脂ビーズなどの人工物、と4つの可能性が探偵の脳裏に次々、浮かびました。

 拡大して観察すると、大きさは多少、不揃いだとわかります。さりとて、酵母が出芽したときの母細胞と娘細胞ほどの大小の違いはありません。だいいち酵母が増えるほど栄養分はありません。また、樹脂ビーズなど人工物としては、きちんとした均一性に欠けます。やはり、何らかの自然物だと判断されます。

 花粉だとしたら、外部からタンクに進入したはずです。しかし、良く観察すると丸い物体は水中にできた薄い膜の中にだけ取り込まれ、水相の方に分布していません。どうやら外から持ち込まれたものではなく、タンクの中の水にもともとあったようです。残るは卵。
 しかたがないから時間を掛け、卵を育ててみて何が生まれてくるかをみましょうと相談者に回答しました。しばらくして生まれてきたのは、コペポーダ(ケンミジンコ)でした。

 風に乗って運ばれた卵が隙間からタンク内に入り、そこで僅かな微生物膜を餌にして繁殖し、親は死んでたくさんの卵だけが残った状態で、相談が持ち込まれたという次第です。

 自然界では、コペポーダは植物プランクトンを常食としていますが、光が当らない水槽に迷い込んだため、仕方なく微生物膜を食べていたのだろうと思います。これにて一件落着。

 環境探偵団は、今日も行きます。2年生の「自然生態学」の授業の休み時間の直前、教室の全員を引き連れて、ゾロゾロを西へ向かいました。探偵団「えっ? まだ授業中に今から全員で外へ行くんですか?」探偵「そう、授業の一環だから、授業中に行くの。」

 と言う訳で、目にしたのは、赤茶色に変色したジメジメした雨樋(右下方)の一部です。
 こんな変色をしているのは、この雨樋だけです。この正体は、いったい何?(つづく)