平成24年2月1日(水)

就職準備セミナーⅢ

担当:キャリア教育推進室 林 和彦

 「就職準備セミナー」の3回目で、最後の回になります。今回は、面接試験の説明です。山岡先生が企業の面接官役を、林が学生役を演じて、面接試験のポイントと学生が陥りやすい間違いを指摘しました。

 面接でどのような応対が良いのかは、面接官の立場になれば分かります。優秀な学生に対しては、この人のことをもっと知りたい、この人なら一緒に仕事をしたい、この人なら将来が期待できるなどと面接官は思います。学生が優秀であればあるほど、面接官はどんどん質問をします。優秀な学生は、その質問にただ答えるだけで、自分のことを十分にアピールすることができます。ダメな面接の応対については、この逆を考えて下さい。
 また、就職活動を始めたばかりの学生が陥る間違いは、自分が会社を選んだ理由だけを志望動機として言うことです。会社の良い点を列挙し、是非入社したいと言う気持ちばかりを主張して、肝心の会社に入って何をしたいのかを説明できない学生が多くいます。志望動機については、その会社に入社して何をしたいのか、なぜそれをあなたがその会社でしなければならないのかを考えるようにして下さい。

 自己アピールについても、折角良い経験をしているのに、その良い点を上手く説明できない学生が多くいます。面接の場で物語を構成するのことはほぼ不可能ですので、話す予定の内容は、一度紙に書いて物語を整理して下さい。その上で練習を重ねて、本番に備えて下さい。
  面接官は、学生が発言した内容をもとに質問を重ねていきます。そのため、学生は発言した内容に責任を持つことが要求されます。自分の発言が経験に基づいた内容か、詳しく調べた内容か良く考えて発言して下さい。うっかり専門用語を言ったり、見栄を張ったりすると、そこを質問されて墓穴を掘ることになります。

 面接試験の成功の秘訣は練習です。次に重要なことは準備です。十分に準備をして何回も練習をすること。これが希望を叶える近道になります。

 人生を左右する重大な岐路に立っていることを自覚して、悔いのない就職活動をして下さい。健闘を祈ります。


3年生合同ホームルーム(HR)の開催

担当:学生主事補 泉 洋輔

 2月1日(水)6時間目に、4学科の3年生が一同に集まる合同HRが開催されました。

 今回の合同HRのテーマは、「交通安全」です。最近ニュースでも自転車を利用する人の数の増加に伴い、事故の発生件数も多発していることが報じられ、都市部では通勤に自転車を利用している人を「ツーキニスト」と呼んでいるそうです。また、競技用自転車(ピスト)にブレーキをつけず改造されていることや夜間の無灯火運転、携帯電話を操作しながらの運転等も問題視されている状況です。このような現状を考え、交通安全に関する講習会を外部講師を招いて実施しました。講師をお引け受けていただいたのは、社会活動の一環で交通安全の講習を行なっておられる㈱ロイヤルコーポレーション・ロイヤルドライビングスクール広島の山本様、岩本様、中村様です。

 ユーチューブの画像や事故再現映像の内容は生々しく、思わず「あっ!」と口から出てしまいました。また,イラストによる人間の思い込みについての例が示され、相手側が気をつけているから大丈夫だろうとの勝手な判断が事故を生み出す原因になることがわかりました。
 今回の講演内容は在校生全員に関係することですが、マナー・ルール・エチケットを身に付けるように、常日頃からの意識の持ち方が大変重要だと感じました。

 最後になりましたが、今回の講習会を開催していただきました㈱ロイヤルコーポレーション様の関係各位に厚くお礼申し上げます。

写真1 合同HRの様子
写真2 講習会に聞き入る学生たち


ISTS2011(1st International Symposium on Technology for Sustainability)への参加

担当:専攻科1年建設工学専攻 下田 直

 1月26日~1月29日の間、タイのバンコクにて、ISTS2011(1st International Symposium on Technology for Sustainability)が開催されました。内容は、“各高専から1名ずつ選出された代表者が、持続可能な発展のテーマのもと、英語の口頭発表(Oral Presentation)を行い、国際交流を行う”というもので、事前に英語の論文やパワーポイントによるプレゼンテーションなどを準備して発表に臨みました。参加者は私、下田直と、私の研究室教員の及川栄作先生の2人で、移動を含めた4日間、会議に参加してきました。旅の詳細を紹介していきます。

1月26日
 この日は夕方からWelcome Partyが開催されていたのですが、飛行機や講義等の都合上、Welcome Partyには出席できず、この日は飛行機での移動となりました。講義が終わった後、すぐさま広島空港に移動し、羽田空港を経由してバンコク空港に飛びました。飛行機に乗っている時間は羽田までの約1時間30分とバンコクまでの約6時間でした。夜間を飛行機で移動しながら過ごすという形だったので、27日の早朝、バンコクに到着する形となりました。バンコクに到着した際には、ものすごい熱気とスコールが自分たちを歓迎してくれました。
 タイは比較的赤道よりにあり、熱帯雨林気候にあたるため、ほぼ夏のような気候で、ホテルに到着するまでに結構汗だくになってしまいました。ホテルに到着して身支度をした後、すぐにISTSのプログラムに参加することとなりました。

1月27日
 発表会場はホテルから30分くらいのところにあるKMITL(King Mongkut’s Institute of Technology Ladkrabang)という所だったので、まずはそこにバスで移動をしました。KMITLは専門学校だったのですが、かなり規模が大きく、圧倒されました。到着して、受付を済ませてから、まずはOpening Ceremonyがあり、続いて2人の代表発表(Keynote Speech)がありました。第1回目のISTSということで、代表者(President)のあいさつや記念品の贈呈、記念写真等も行われました。
 それで午前の部は終了し、昼時になったので、ランチタイムとなりました。そこで今回の旅行で初めての、タイ料理を堪能しました。私はタイ料理を食べるのは初めてだったのですが、とてもスパイシーな風味で味が濃く、非常に美味でした。デザートがたくさん用意されていた点もありがたかったです。

 そして午後からは、いよいよ参加者のプレゼンテーションが行われていきました。プレゼンテーションは1日目(27日)と2日目(28日)の二日に分けて行われることになっていて、自分の発表は2日目だったので、この日は発表を聞いて交流を行うということになりました。この日は日本人の発表が比較的少なく、タイ人の発表が主だったのですが、色々な分野の発表を聞くことが出来たので、楽しむことが出来ました。ただし、ひとつ感じたのが、タイ人と日本人とでは、英語の発音のイントネーションが大きく違っているのだ、ということです。タイ人の発表は普通に聞いていると、全く何を言っているのか分からず、最初は発表内容を理解するのにかなり手こずってしまいました(分野も違っているのでかなり理解しづらかったです)。

 一日目の発表が終わると、次はバスで別の会場へ移動して、宴会(Banquet)が開催されました。会場はかなり広く、タイ料理はバイキング形式でいただきました。途中、第1回目のISTSであるということで、記念のあいさつがあったほか、民族楽器による演奏、舞台演劇などが行われ、かなり大きな宴会となりました。宴会では、かなり直接的に他高専の人や主催者の方々とお話をすることが出来たので、国際交流を含めた宴会を楽しむことが出来ました。
 宴会が終わると、27日のプログラムはすべて終了し、ホテルに戻って宿泊しました。

1月28日
 この日は前日と同様、KMITLにて参加者のプレゼンテーションが行われました。朝から晩まで参加者のプレゼンテーションが行われ、私の発表はこの日の昼ごろだったので、ここでプレゼンテーションを行うということになりました。発表前にトラブルがあったものの、発表はまずまず満足がいく結果で終了することが出来ました。自分の発表は、「Analysis of molecular weight distribution of degraded expanded polystyrene by a bacterium STR-Y-O」というタイトルで、発泡スチロールを分解する細菌STR-Y-Oに関する研究発表でした。質疑応答に若干の疑問が発生したものの、本来は原稿を見ながら発表する予定だったのに、原稿を見ずに発表することが出来たので良かったです!
 デジカメでこの発表は記録したのですが、それを見返してもまずまずの出来栄えだったのではないかと思います。練習をたくさんした成果を出すことができて良かったです。自分の発表が終わった後も、昼食を取って他の人の発表を聞いて過ごしました。
 すべての人の発表が終わった後、続いては学内でFarewell Partyが開催されました。前の日が結構大きな宴会だったので、この日は普通の食事会かなと思っていたのですが、予想に反し、盛大な夕食パーティーが行われました。舞台における楽器演奏や舞踊、マジックショーなども行われました。このパーティーでも色々な人に話をする機会があったので、国際交流を満喫することが出来ました。
 帰国の飛行機の関係上、パーティーの途中で会場を出て、荷物を受け取った後そのままバンコク空港に向かうことになりました。空港でお土産を購入し、深夜にバンコク空港を出発、無事帰国の帰路につくことが出来ました。

1月29日
 早朝に羽田空港に到着し、そこから乗り換えて、広島空港に到着しました。以上で今回の旅は無事、完了することができました(なお、ISTS2011では、29日は自由参加のCultural Tourというものがあったのですが、それには参加せず、29日の朝に着く飛行機を手配することにしたので、これにて自分たちのISTS2011は終了ということになりました)。

 以上が今回のISTS2011の旅の概要でした。行き帰り含めて非常にハードスケジュールかつ、発表をするだけというシンプルな旅ではありましたが、非常に良い経験をさせてもらったと感謝しています。
 ISTS2011に参加して発表するということだけでなく、発表のために行った論文、パワーポイントの作成、発表練習、国際交流…すべてがかけがえのない経験となりました!今一度、今回のISTS2011年の参加の際にお世話になった方々、英語の文書・パワーポイント・発表練習の際に協力してもらった竹内先生、数々の指導、そして同行してくださった及川先生には深く感謝いたします。
 残り1年と少しという短い高専生活ではありますが、今後もこのような機会に恵まれた時は、参加をしてみたいと思います。