平成23年7月1日(金)

呉空襲による犠牲者の冥福と平和祈念の黙とうを実施

担当:総務課庶務室総務係 木村 奈央

 7月1日は,呉市で定めた「呉空襲犠牲者慰霊・恒久平和祈念の日」です。

 呉高専では,呉空襲犠牲者のご冥福と恒久平和の確立を祈念して,黙とうを実施しています。今年も,教員,学生が12時15分から1分間の黙とうを捧げました。

 私たち戦争を知らない世代にとって,この黙とうが平和について考える一つのきっかけになることを願います。

授業を一時中断し黙とうを捧げる教員・学生


環境都市工学科5年生
外国人による英語の専門授業『微生物学』の経緯

担当:環境都市工学分野 竹内 準一

 高専機構が実施している「平成23年度 英語(外国人講師)による専門授業」案件で、全国の16高専より28案が申請され、8高専14案が採択されました。呉高専からは当該授業が採択され、既存の授業枠の中で外国人による英語を用いた授業が試みられました。

 環境コースだけの授業ですので、定員18名と少ない人数ですが、パワーポイントを用いて図表や画像を示しながら、ゆっくりとした口調で懇切丁寧に授業が進められました。今回は、メインテーマとなる熱帯の水処理を理解する上で欠かせない熱帯性気候の説明でした。

授業中のギリ博士
真剣に耳を傾ける受講者

 講師は大阪産業大学・産業研究所のラビンドラ・ラジャ・ギリ博士で、土木工学を専攻した後、環境工学に転向した方です。授業担当者の竹内とは1998年にタイのバンコク郊外にあるアジア工科大学院(AIT)で出会いました。当時、彼はAITの大学院生で私は都庁からタイ国政府機関に派遣されたJICA専門家(当該プロジェクトで水質分析を担当)でした。 10余年の歳月を経て、彼を呉に招聘して授業をしてもらうのも不思議な因縁を感じます。

 英語に耳を傾けさせる顕著な効果がありましたが、日本語訳を期待する学生も一部います。日本語訳を介せば、それで単純に理解できたと言えるのであろうか? 今回の試みは、人間が「学習内容を理解するとは、どういうことなのか?」という核心に触れた気もします。

 このことは3回のトライアルを通じ、授業観察者として理解のメカニズムも解明していくべき最重要な論点になると思われます。次回の実験授業を学内で公開いたします。7月15日(金)の3・4時限に2回目が予定されています。