平成23年11月5日(土)

平成23年度 第27回中国地区高等専門学校英語弁論大会

担当:人文社会系分野 蒲地 祐子

 11月4日(金)・11月5日(土)の両日COCOLAND山口・宇部にて第27回中国地区高等専門学校英語弁論大会が開催されました。中国地区の高専8校から合計32名(暗唱部門16名、スピーチ部門16名)の本科1~5年生が参加し、英語を使ったコミュニケーションン能力と雄弁を競い合いました。

 呉高専からは暗唱部門に機械工学科2年廣本さん、建築学科2年寺嶋さん、スピーチ部門に電気情報工学科4年田森君、建築学科5年石本さんの4名が参加しました。スピーチ部門では、石本さんがみごと一位に選ばれ、金色の優勝カップをわが校に持ち帰ってくれました。

石本さんのスピーチ姿
他校学生との交流の様子

 初日(4日)は、今年度主管校の宇部高専 福政 修 校長の大会挨拶ののち、宇部市長を4期務められた藤田忠夫氏(うべ未来100プロジェクト理事・相談役)が「地域活性化・国際化戦略」と題して講演されました。明治9年宇部の炭鉱借区権買い戻しに尽力した旧宇部領主福原芳山公が、7年間の留学を経て明治7年リンカーンズ・イン(法曹院)にて法廷弁護士(Barrister)の資格を取得していた史実を紹介されました。明治維新前夜より、近代化に向けて独自で人材を育成し西洋文明を取り入れて生き残ろうとする機運が地方に存在したこと、そして個人の努力(渡英して苦労して身に付けた法学の知識)がそれに合わさったとき、後年の産炭地宇部の繁栄へとつながっていったことを伺い知ることができました。

 翌日(5日)は午前9時から午後1時まで、暗唱部門、スピーチ部門の順で発表が行われました。2年建築の寺嶋さんは呉高専のトップバッターとして、バラック・オバマ氏の大統領就任演説という語彙難易度の高い難しい題材を、身振り手振りを交えて流ちょうに弁じました。暗唱部門の最後に登場した2年機械の廣本さんは、『不思議の国のアリス』のチェシャー猫が登場する有名な場面を、にこやかに暗唱し会場を和やかな雰囲気で包みました。結果は一点という僅差で寺嶋さん8位、廣本さん9位でしたが、その堂々とした発表ぶりは、校内合同練習の時からすると格段に成長して見えました。暗唱の難しさは、個々の単語の発音を明瞭にし、文の抑揚も正確にするという基本をおさえた上で、さらに、暗唱の山場に向けて盛り上げ聴衆を魅了するという点です。入賞した米子高専、徳山高専の演者たちはこれらに優れていたように思えました。

 次いでスピーチ部門では、4年電気の田森君が “Communication through Street Soccer”と題し、三年前に呉高専を訪問したオーストラリア人高校生とのストリートサッカーを通じた交流を紹介しました。音楽やスポーツといった言葉を介さないコミュニケーション方法の重要性を述べ、言葉を用いても用いなくても海外の人々とコミュニケーションを図ろうとする態度が肝要であることを伝えてスピーチを終えていました。田森君は、8月のインターンシップや10月のマウイ研修に参加するという過密スケジュールのなか弁論大会に参加し、準備期間が少なかったにも拘わらず、本番では大変落ち着いた物腰でスピーチをしてくれました。

 5年建築の石本さんは、”What Are You Going to Wear Tomorrow?” と題し、オランダ留学の際に体験した女性のファッションに対する考え方の違いを糸口に、ファッションに表れる日本人女性の心にまで考察を深めた興味深いスピーチをしてくれました。石本さんは、スピーチ中特に強調して伝えたいところで声音を変えたり、音の高低を変えたりしていたので、メッセージが聴衆に効果的に伝わっていたように思います。石本さんはこの度スピーチ部門一位を受賞しましたので、1月末に開かれる「全国高等専門学校英語プレゼンテーションコンテスト」のスピーチ部門に中国地区代表として出場することになっています。

授賞式
大会終了後のほっとした笑顔

 6月に出場が決定してからこの5カ月間練習に励んできた成果を、弁論大会に参加した本校学生は遺憾なく発揮してくれました。大会期間中他校の学生と交流を深め、同年代の高専生の暗唱やスピーチから多くのことを学んで、たいへん刺激になったことでしょう。

 来年度の英語弁論大会は大島商船高専主管で開催されます。来年度も多くの学生が奮って英語弁論大会参加の名乗りを上げてくれる事を期待しています。


第2回学校見学会は高専祭と同時開催!

担当:教務主事補 佐々木 伸子

 11月5日(土)は高専祭の初日ですが同時開催で第2回学校見学会が開かれました。当日はあいにくの雨でしたが,244名の参加者を迎えて行われました。

 まず,初めに全体説明会では遠藤校長より,「今日の学校見学会では学生が自分たちで準備を進めて来た高専祭が行われているので呉高専のありのままの姿をご覧頂くことができると思います。様々な場で,学生などに声をかけて質問してみて,進路の参考にしてください。」と挨拶がありました。続いて森脇教務主事より学校説明が行われました。

 その後,キャンパスツアーや自由見学などで学内をみていただきました。
 夏の学校見学会とは違う呉高専の一面をみることができたのではないかと思います。

 賑やかなお祭りに中学生や保護者が加わって雨の中でも楽しい時間となりました。

当日受付の様子
遠藤校長の挨拶
キャンパスツアーの様子


第4回呉高専建築デザインコンクールの表彰式と講評会

担当:建築学分野 篠部 裕

 平成23年11月5日(土)の午後,本校建築学科棟2階の製図室にて,第4回呉高専建築デザインコンクールの表彰式と講評会を行いました。今回の課題は「自然の恵みを活かした住まい」です。今日,環境に配慮した住宅や建築のあり方は大きなテーマとなっていることから,中学生のみなさんにもこのようなテーマの課題を出題しました。

 今回は広島県内の9つの中学校から過去最高の144作品の応募がありました。外部の審査員を含めた厳正な選考の結果,最優秀賞1点,優秀賞2点,審査員特別賞3点,入選11点が選ばれました。

 表彰式には入賞者17名の内, 最優秀賞の高橋佳夏さん,優秀賞の児玉志野さん,原直人さん,審査員特別賞の中向井優さん,茂木友寛さん,矢野遙香さん,入選の有田青生さん,仲田太郎さん,中田麻友さん,西田未稀さんの計10名と学校奨励賞の呉市立東畑中学校の岡島先生に出席頂きました。

表彰式・講評会の様子

 表彰式の後の講評会では,各自に作品に込めた思いを口頭で生徒の皆さんに発表頂くとともに,建築学科の教員が作品の良さや魅力,今後の課題について講評しました。
 144作品という応募数の多さも関係し,多様な提案と表現がみられ,大変レベルの高い建築デザインコンクールとなりました。

 中学生向けのデザインコンクールは今後も継続して開催する予定です。来年も中学生の皆さんの力作をお待ちしています。


高専祭2011写真日誌(その2)―11月5日より―

担当:学生主事補 外村 彰

 高専祭の様子が一般に開放される5日(土)はあいにくの雨でした。グランドもぬかるんでいたため(写真①)、野外ステージではなく、第一体育館をメイン会場としての企画進行を余儀なくされました。

写真①

 実行委員長の開会宣言のあと、あれこれと出し物が続きましたが、私が観られたのは高専カラオケ(写真②)でした。なかなか洗練された司会進行で、みなよき歌声と見受けられました。午後はミス高専コンテストもあり,ラストはダンスパーティー(写真③)でした。

写真②
写真③

 さて、各クラスは野外での模擬店の運営に励んでいました。テントのなかで料理を作ったり、宣伝・販売したりするなかで、クラス内の絆を強めるようになってくれれば素晴らしいと思います。
 とりわけ初参加だった一年生は元気にとりくんでおり、頼もしく感ぜられました。それぞれ、機械工学科はほどよく焦げたイカやき(写真④)、電気情報工学科は半玉しょうゆ味のラーメン(写真⑤)、環境都市工学科は塩味の効いたチーズカリカリ(写真⑥)、建築学科は揃いのコスチュームで豚汁(写真⑦)を売っていました。

写真④
写真⑤
写真⑥
写真⑦

 一方第二体育館では、今回の高専祭のあらたな目玉企画である、写真による「フォトモザイク」(写真⑧)が貼られていて、印象深かったです。私の行った折には、願い事を書いた人形で飾られた地球儀の向こうで、吹奏楽部が演奏(写真⑨)をしていました。文芸部の「詩のボクシング」(写真⑩)も開催されておりました。ロボット製
作クラブの実演(写真⑪などもあって、子どもが楽しそうにしていたのが印象的でした。

写真⑧
写真⑨
写真⑩
写真⑪


環境都市工学科 学校見学会の風景

担当:環境都市工学分野 三村 陽一

 11月5日(土)に,高専祭と同時に学校見学会が開催されました。

 環境都市工学科では,使用している教科書や,学生が作成したレポート・図面,授業内容を紹介したパネルの展示だけでなく,土や水,コンクリートや微生物・バイオテクノロジーといった専門分野に関する実験が行われました。展示や実験に協力してくれた5年生・専攻科生の諸君,ありがとうございました!

 当日はあいにくの雨天でしたが,会場が一杯になるほど非常に多くの方々にご来場いただきました。4つ以上の実験を体験された方には,景品をプレゼントしていましたが,無事獲得できたでしょうか?このような機会を通じて,環境都市工学科に少しでも興味を持っていただけると幸いです。


ソフトテニス部、広島県新人選手権大会個人戦結果報告(一日目)

担当:ソフトテニス部顧問 井上 浩孝、西宮 善幸

 11月5日(土)、福山にて男子の部1回戦までが、尾道にて女子の部の2回戦までが開催され(写真1)、1・2年のソフトテニス部員男子7ペア、女子1ペアが出場し、男子5ペア、女子1ペアが目標としていた二日目に勝ち上がりました!

写真1:開会式の様子

 男子は午前中雨のため待機となり、午後から1回戦の一部が開催されました。女子は午前中から予定通り2回戦までが実施されました。

 以下、時系列順に試合を振り返ります。

 尾道のびんご運動公園テニスコートにて、女子の部が開催されました。女子1回戦で1年生の上岡(幟町中出身)・藤原(黒瀬中出身)ペアが安田女子高校のペアと対戦し、ゲームカウント4対0で快勝しました(写真2)。

写真2:上岡・藤原ペアの1回戦の試合風景

 女子2回戦は上岡・藤原ペアが大門高校のペアと対戦し、ファイナルゲームの大接戦を制して翌日の3回戦に進出しました!最初1ゲームは楽に取り、2ゲーム目は苦戦の末取りました。2ゲーム目の試合を糧にその後のゲームはとって行くかなと思われましたが、相手もなかなかのもの、最終ゲームまでもつれてやっと勝利しました。なかなか見ごたえのある試合でした(写真3)。

写真3:上岡・藤原ペアの2回戦の試合風景

 所かわって男子は福山の竹ヶ端運動公園に朝8時30分に集合し、正午までいつもの場所に本陣を布陣して待機すること4時間半、我ら呉軍の最初に登場したのは、1年生の近藤(熊野東中出身)・野平(志和中出身)ペアです。広島工大高校のペアと対戦し、ゲームカウント4対0で幸先の良いスタートを切りました(写真4)!

写真4:近藤・野平ペアの1回戦の試合風景

 2番目に登場したのは、本校高体連チームのエース、原田(熊野中出身:2 年)・礒本(川尻中出身:1年)ペアです。広島工業高校のペアと対戦し、これまたゲームカウント4対0で危なげなく勝利しました(写真5)。

写真5:原田・礒本ペアの1回戦の試合風景

 3試合目は、1年生の栗山(熊野東中出身)・山下(広中央中出身)ペアが広島市工の1番手ペアと対戦し、ゲームカウント4対1で敗れました。ゲームカウント0対1からデュースとなった後、2連続ボレーミスが続き残念でしたが、各上相手によく頑張りました(写真6)。

写真6:栗山・山下ペアの1回戦の試合風景

 次に登場したのは2年生の下寺(音戸中出身)・湊本(昭和北中出身)ペアです。高陽高校のペアと対戦し、こちらもゲームカウント4対0で快勝しました。どちらも体にキレがあり、絶好調でした(写真7)。

写真7:下寺・湊本ペアの1回戦の試合風景

 最後に登場したのは、2年生の田中(昭和北中出身)・今岡(神辺東中出身)ペアです。国際学院高校のペアと対戦し、ゲームカウント4対2で惜敗しました。ポイントを決めた後に大きな声を出して全身で喜びを表現する今岡君と、対照的にクールな田中君とのハイタッチが特に印象的でした(写真8)。

写真8:田中・今岡ペアの1回戦の試合風景

 初日の日程終了後、応援に来て下さった保護者の方々の車に分乗させてもらい、呉高専ソフトテニス部ご用達の「丸の内ホテル」に移動しました(写真9)。

写真9:丸の内ホテルから福山城を望む

 ホテルにチェックインし、しばらく各自くつろいだ後、みんなで夕食を食べに行きました(写真10)。

写真10:夕食に向かう愉快な仲間達

 17人全員が一度に入れるお店がなかったため、2年生と1年生の女子、1年生男子と先生にわかれました。私たちが食べた夕食は、尾道ラーメンです(写真11)。

写真11:尾道ラーメン

 尾道ラーメンといえば、昨年尾道に宿泊したときに、尾道ラーメンで有名なお店までお祭りで盛り上がる尾道商店街を抜けてみんなで歩いたものの、直前に閉店してしまい、なんとか食べさせてもらえないかと交渉したものの食べさせてもらえず、ものすごくがっかりしたことが懐かしいです。2年生達はおしゃれでリーズナブルなイタリアンのお店でパスタやピッツァを食べたそうです。

 大会初日を通して、最近は日が暮れるのが早くなり、暗くなってボールが打てなくなってからは学校の外を1周走ったり(通称こまわり)、リレーをしたり、おにごっこをして体力をつけてきましたが、その成果が出てみんなたくましくなっておりました。多くのペアが1回戦を勝利し、惜敗したペアもまったく歯が立たなかったわけではなく、善戦しました。今後の成長が楽しみです。

 最後になりましたが、雨の中、選手達を多くの保護者のみなさまが試合会場まで送迎してくださり、試合終了後ホテルまで連れて行ってくださいましたこと、深く感謝いたします。選手達も保護者のみなさまのご期待に応え、よく頑張ってくれました。ありがとう!!