2023年6月1日(木)

長浜地区防災授業の成果を日本地すべり学会で発表しました

担当:プロジェクトデザイン工学専攻1年 本庄 晃汰

 環境都市工学科5年防災工学Ⅱの授業で昨年9月から、呉市広長浜地区の防災について地域住民の方々と一緒に考えるワークショップを行いました。

 高齢化が進む呉市のなかでも長浜地区は老年人口が35%を超え、災害時には避難・救助に多大な困難を要することが予想されます。
 このような社会的背景から、実際の避難・救助のためのマップ作りを行い新しい地域防災システムを立案しました。複数回にわたるフィールドワークでは、現地に行って街歩きをしたほか、3D計測機器を用いて地域の三次元点群データの取得も行いました。
 学生、教員、そして住民の方々がそれぞれの立場から問題意識をもって防災に取り組む絶好の機会になったと思います。

 この成果を日本地すべり学会関西支部技術研究集会にて発表する機会をいただきました。
授業及び発表に関してご指導くださった中井先生、河村先生、元非常勤講師の福田先生、長浜地区住民の方々に深く御礼を申し上げます。


集合写真