令和5年度広島県カーボンリサイクル関連技術研究開発支援事業
補助金に採択
担当：環境都市工学分野 及川 栄作
今年度10月から3年間実施予定の広島県カーボンリサイクル関連技術研究開発支援事業補助金に採択されました。当研究室では水素に関わる健康とエネルギーの研究を行っています。
 広島県カーボンリサイクルシンボルマーク |
エネルギーの研究では、微生物や化学反応による水素生成や燃料電池の研究を行っております。
研究の過程で水素生成を3カ月以上持続できる材料を開発しました。環境中には、水素とCO2を食べて有機物を作る微生物が知られています。
また、有機物を食べて、植物の栄養となるアンモニアやポリリン酸を作る微生物も知られています。
本研究は、野菜栽培システム槽内で水素発生と発電並びにCO2の固定化を同時に行うことにより、肥料添加を抑えた上で、一部の電力を微生物発電で補うことができる環境にやさしい省エネ型野菜栽培法開発を目指します。
写真は9月2日に開催された「広島教育デイ」で生物化学発電法のお披露目をした際のものです。
 9月2日に開催された広島教育デイで研究室で展示披露 |