新カリキュラムの特徴

特徴1

(1)プロジェクトデザイン工学の実践と複合能力の育成

・プロジェクトデザイン工学演習(必修3単位/2年前期)

全分野の学生が協力し、複合的テーマに創造性を加味しつつ、地域や産業に潜在する課題を発見し、ものづくりによって解決するプロジェクトデザイン演習。他機関教員や起業人も招聘。ALで実践

・プロジェクトデザイン工学総合ゼミⅠ・Ⅱ(必修各2単位/1年後期~2年後期)

全分野の1・2年生全員が順次研究発表を行い、学生同士で議論し、評価。多様性を涵養しつつ、多様な視点に気づかせる。ディベートは英語でも実施

・複合工学実験(必修2単位/2年前期)

各分野の基本原理を理解する実験。班は全分野の学生で構成

特徴2

(2)多様性の涵養

・人間の幅を広げる教養科目の充実(一部必修)

グローバル倫理、資源循環工学、経営マネジメント、プロジェクトマネジメント(本科PBLの発展)

・技術の幅を広げる専門科目の充実(一部必修)

CAD/CAM・CAE(必修)、福祉工学、再生可能エネルギー工学、工業デザイン論、環境人間工学

・長期インターンシップ(必修10単位/1年前期:3カ月程度)

企業における課題発見の重要性を認識し、現場スタッフと協働。海外インターンシップも含む。プロジェクトデザイン力を育む

・高専間連携によるICTを活用した連携教育(一部必修)

良質な魅力ある教育コンテンツの提供。一部英語による授業も可能。
連携校:呉高専、徳山高専、宇部高専、北九州高専・広島商船・大島商船の6高専 → 全国の高専へ展開
実施科目:経営マネジメント、グローバル倫理、物理応用工学、生命科学

特徴3

(3)確かな基礎学力のアップ、特に英語力の充実(すべて必修)

・自然科学系基礎科目(数学応用工学Ⅰ・Ⅱ、物理応用工学、化学応用工学、生命科学)では、さまざまな原理や現象と商品等を対比させることで理解の深化
・科学英語表現法Ⅰ:英文アブストラクトの書き方
・科学英語表現法Ⅱ:英語によるパワーポイントの作成法、プレゼン方法
・科学総合英語:TOEICスコアの向上、e-learningの積極的活用

(4)専門能力の高度化(学会発表レベル)→ 「知の深化」

・高度専門特別講義の開設(必修2単位を2科目/1年後期、2年後期)
・応用研究ならびに特別研究の開設