各パーツなどの説明
CPU:計算処理や制御を行うパーツ
- 型番を読むことによっておおまかな性能がわかるようになります。
- 各シリーズの番号が上がるにつれて性能が高くなります。
- 世代の番号が上がるにつれて新しく、性能が高くなります。
- 末尾のアルファベットで、特徴がわかります。
※Intel 社製CPU はCore i シリーズからCore シリーズとCore Ultra シリーズへ名称を変更しました。Core i シリーズ14 世代とCore シリーズ、Core Ultra シリーズの1世代が同じ年に発売となります。
※CAD や動画編集、ゲームの用途で購入される際には、末尾のアルファベットがU のCPU が搭載されたモデルの購入はお薦めしません。基本動作速度が抑えられているためです。
GPU:グラフィック処理に特化したパーツ
- CPU 内蔵型と単体型があります。
- CAD や動画編集、ゲームなどを行う際は単体型を選択する必要があり、ゲームに向いているGeForce シリーズ、CAD や動画編集などに向いているNVIDIA RTX(旧Quadro) シリーズの2 つがあります。GeForce シリーズでもCAD は十分動作しますが、一部グラフィック機能が使用できません。(NVIDIA 社製で記述)
メモリ:一時データを保存しておくパーツ
- 容量が大きいほど、ソフトや処理などの複数同時作業が可能になります。
- CAD を使う際には、最低16GB のパソコンでないと固まるなどの症状が頻発します。32GB あると安心して使用可能です。
- Office の使用のみにおいても16GB を推奨します。
SSD:ファイルを保存しておくパーツ
- 容量が大きいほど、大量のデータを保存可能です。
- 最低限使える状況にしたい人は256GB、余裕が欲しい人は512GB~を選択すると良いです。
ディスプレイ
- 画面サイズは13 インチから16 インチのものが主流です。サイズが小さい13インチは持ち運びがしやすいですが、単体GPU 搭載モデルがないのが現状です。反してサイズの大きい15インチ以上のものは単体GPU 搭載モデルが多くあり性能を向上できる一方、重くなり持ち運びがしにくくなります。
- 画質は解像度によって、FHD(1920×1080)や4K(3840×2160)などの通称があり、高解像度になるにつれて綺麗になっていきます。しかしながら、画面を外部デレイに拡張して作業をする際にUI(簡単に言えば、アイコン、メニューなど)がデフォルトでは小さく表示されてしまいます。そのため、FHD もしくはFHD に近い解像度(1900×1200)をお薦めします。
本体・重量
- 1kg 台は持ち運びしやすいです。ゲーミングPC などでは2kg を超えることがあり、サイズも大きくなります。そのため毎日の持ち運びが大変になります。
バッテリー・充電器
- スペックの高いパソコンほど電力を消費するのでバッテリーの持ちが短くなります。モバイル用のパソコンなどではスペックが抑えられている代わりにバッテリー持ちが⾧くなります。また、何年も使用するとバッテリー性能が劣化していきます。
- 毎日持ち歩くとなると充電器の大きさがネックになるので、小さいものがお薦めです。
また、Type-Cで充電できるタイプだと携帯など他の用途にも使えるのでお薦めです。
その他インターフェイス
- Type-C が主流になりつつありますが、Type-A ポートが1 つ以上あるとなにかと便利です。
- HDMI ポートがあると学内のモニターなどへ接続する際に便利です。
※上記2つは、ハブを接続することで補うことが可能です。