建築学科新⼊⽣のノートパソコン準備8か条

① オペレーティングシステム(OS)はWindows11がベストです。
呉⾼専の授業で利⽤するソフトウェアのうちのほぼすべてがWindows11上で動くものです
(2024年度末現在)。
従って、ノートパソコンのOSはWindows11(バージョン23H2以降:2024年度末現在)を“強く”推奨します。他のOS上では動かないソフトウェアを使うことがありますので、ご注意ください。

② Wi-Fi接続は必須と考えて。イヤホンの準備も忘れずに。
今どきのノートパソコンであればほぼ全てがWi-Fi接続できるものと思われます。
⼀⽅、中古品を購⼊した場合、Wi-Fi接続できないかもしれません。
その場合は、USBで接続するWi-Fi送受信デバイスを準備してください(家電量販店やパソコンショップ等で購⼊可能)。
イヤホンは無線でも有線でも、どちらでも構いません。また、イヤホンとマイクが⼀体化したヘッドセットなら、オンライン授業等で活⽤できます。

③ タブレットよりもノートパソコンがベターです。
2年⽣までの授業であればタブレットでも対応できますが、3年⽣の専⾨科⽬において使⽤するソフトウェアの中にはタブレットではうまく動かないものがあるため、どちらかといえばノートパソコンを推奨します。仮にタブレットを使⽤する場合でもOSはやはりWindows11を“強く”推奨します(2024年度末現在)。加えて、キーボードとマウスのご準備をお願いします。

④ ⼊学時に⾼性能なパソコンを買う必要はありません。
3年⽣前期までの授業におけるパソコン利⽤は、Microsoft Word、Excel,およびPowerPointなどのOfficeソフト利⽤、webブラウザを使った検索やMicrosoft teams等による動画視聴が主です。従って、これらができるパソコンで⼗分です。
3年⽣後期からCAD授業が始まりますが、この時でも、廉価なノートパソコンで対応できます。
⼊学前から、⾼性能(ハイスペック)なパソコンを購⼊しても、本格活⽤する学年になるころには、そのパソコンは型落ちした古いものとなっており、最悪の場合、新しいソフトウェアを使えない役不⾜なものとなっていることさえあり得ます。
⾼性能なパソコンはかなり⾼価です。購⼊を焦らないのが賢明です。

⑤ 低学年の間は⻑時間使⽤できるノートパソコンの⽅が使いやすいです。
2年⽣までで使⽤するパソコンについては、バッテリー駆動時間の⻑さが重要かもしれません。例えば、1コマ90分の授業が1⽇に3回あるとして、その授業全てでパソコンを使うとすれば90分×3=4時間半となります。授業時間外での利⽤もあることを踏まえれば、フル充電で6時間以上は使⽤できるものが向いているとも考えられます。
このように考えると、⼀般的に⾼性能なパソコンはバッテリー駆動時間が短い
(1〜2時間程度)ため、常時、電源の⼼配が必要となります。

⑥ 「中古品はダメ?」⼤丈夫です!「おさがりでもいいかな?」全然OK!
必ずしも新品のパソコンを購⼊する必要はありません。Windows11が動くのであれば「中古パソコン」、「親御さんやごきょうだいのおさがり」、どちらでも⼤丈夫です。

⑦ 「4年⽣では⾼性能なパソコンが必要?」そうでもないこともあります。
4年⽣ごろから、学⽣個⼈の意気込みによって必要なパソコンの能⼒が変わってきます。
つまり、3D-CADを極めたいとか、精密なCGや動画の作成に乗り出したいなどの希望があれば、⾼性能なパソコンが必要となります。その⼀⽅、授業課題のための必要最低限な使⽤で良いのであれば、さほど能⼒の⾼いものは必要ありません。実際に、廉価なノートパソコンで5年間を過ごす学⽣たちもいます。
「⾼学年だから⾼性能なパソコンが必要」と考えるのではなく、「CGを極めたいから」とか
「⾃分の設計した作品の動画を作りたいから」など、「ハイレベルなことをやりたいから⾼性能なパソコンが必要」と考えた⽅が賢明です。

⑧ ⼊学してからしっかり調べて考えましょう。
繰り返しになりますが、精密なCG画像・動画の作成・編集を⾏う⾼性能なパソコンはかなり⾼価です。焦って購⼊しても良いことはありません。⼊学した後、教員や先輩たちに意⾒を聞いたり、webで調べたりした上で購⼊を検討しましょう。