平成24年1月14日(土)

第2回中国高等学校ソフトテニス新人大会(男子)1日目結果報告

 1月14日(土)、9時より、広島県府中市総合体育館「ウッドアリーナ」にて第2回中国高等学校ソフトテニス新人大会が開催されました。この大会は、中国5県の団体戦にてベスト4で敗退したチームが一同に会し、優勝、準優勝したチームに勝利していつか上位大会である全日本高等学校選抜ソフトテニス大会中国予選会に参加できるようなチームが出てくるようにと、昨年初開催された大会です(写真1)。

写真1:第2回中国高等学校ソフトテニス
新人大会会場

 昨年は我ら呉軍(呉高専ソフトテニス部)も広島県大会で5位に入賞し、栄えある第1回大会に出場しました。今回は同じ呉地区で切磋琢磨している広高校が広島県大会で5位となり出場しました。また、他県の高専では、山口県大会でベスト4に進出した宇部高専と島根県大会でベスト4に進出した松江高専が出場しました。広島県で開催される中国大会であり、呉地区の盟友、広高校の応援と、今年の7月に山口県岩国市で開催される中国高専大会ソフトテニス競技の戦力分析のため、試合観戦に行ってきました。1日目の上記3校の結果を中心にご報告いたします。

 広高校と宇部高専は大社高校(島根県代表)と同じBリーグに入りました。また、松江高専は祗園北高校(広島県代表)、下松工業高校(山口県代表)と同じDリーグに入りました。ちなみに、Aリーグは、尾道高校(広島県代表)、米子工業高校(鳥取県代表)、津山工業高校(岡山県代表)の3校で、Cリーグは倉敷工業高校(岡山県代表)、鳥取商業高校(鳥取県代表)、神辺旭高校(広島県代表)の3校です。各リーグの上位2チームが翌日の決勝トーナメントに進出します。

 広高校はBリーグ第1試合で大社高校と対戦し、対戦成績1対2で惜敗しました。Bリーグ第2試合、宇部高専は大社高校と対戦し、同じく対戦成績1対2で惜敗しました。以上の結果から、2連勝した大社高校がBリーグを1位通過しました。第3試合に勝利した方がBリーグ2位で翌日の決勝トーナメント進出という状況となり、この試合は白熱した名勝負となりました(写真2、写真3)。
写真2:試合前、監督の握手
(団体戦では珍しい光景です)
写真3:試合前、円陣を組み
士気を高める両軍の選手達

 第一試合、両軍の大将同士の対決に広高校がゲームカウント4対0で快勝し先勝しました(写真4)。

写真4:広高校と宇部高専の第一試合の様子

 第二試合、広高校の2番手で広島県大会新人戦個人の部で呉地区から唯一ベスト8入りした2年生ペアと宇部高専の3番手で昨年の中国高専大会団体戦決勝にて本校不同のエースのペアをゲームカウント2対3まで追い詰めた1年生ペアが対戦し、宇部高専のペアがゲームカウント2対3からゲームカウント4対3と逆転勝利し、勝敗は第三試合に委ねられました(写真5、写真6)。

写真5:広高校と宇部高専の第二試合の様子
写真6:チェンジコート時、選手達に
アドバイスをする森井先生(広高校)

 第三試合、広高校の3番手と宇部高専の2番手のペアが対戦し、シーソーゲームとなり、ゲームカウント2対3から広高校のペアが取り返してファイナルゲームのタイブレークに突入し、3-3から広高校のペアが4連続ポイントで勝利し、広高校が翌日の決勝トーナメントに進出しました(写真7、写真8)。久しぶりにしびれました!広高校、宇部高専のみなさま、感動をありがとうございました!!

写真7:広高校と宇部高専の第三試合の様子
写真8:試合終了後、応援して下さった
みなさまへの感謝のお辞儀

 Dリーグでは、下松工業高校が2連勝し、Bリーグ同様祗園北高校と松江高専との一騎打ちとなりました。第一試合を祗園北高校が取り、第二試合を松江高専の4番手ペアが取り返し、第三試合で一昨年夏の中国高校総体一回戦で草本・森上ペアを1年生ながらあっさりと破った後衛の真玉君が今回も見事勝利し、決勝トーナメント進出を決めました。ゲームカウント0対3と絶対絶命の所から祗園北高校が2ゲーム取り返し、ベンチや応援してくれるみなさま達とともに、ただがむしゃらに戦っている姿は、昨年の我ら呉軍の愉快な仲間達の江津工業高校との好ゲームを彷彿とさせました。素晴らしい好ゲームの数々を観て、春の呉地区高校総体、夏の中国高専大会が今から待ち遠しくなりました!松江高専ソフトテニス部のみなさま、昨年の全国高専大会ソフトテニス競技の閉会式の後に長野で約束した3月の練習試合、とても楽しみにしております。

 なお、二日目の決勝トーナメントの結果は、尾道高校ソフトテニス部の監督さんが作成してくださっている「尾道の風」(検索してみてください)というブログをご覧いただけますと幸いです。

 最後になりましたが、我々中堅校にとって大変有意義な新人大会を開催・運営してくださっている福山地区高体連ソフトテニス専門部のみなさまに深く感謝いたします。