平成25年7月7日(日)

ソフトテニス部 
中国地区高専体育大会個人戦にて男女アベック優勝!

 7月6日(土)、7日(日)天気予報で週末に予想されていた雨が降る悪天候にて、松江総合運動公園松江市営庭球場にて中国地区高専体育大会ソフトテニス競技が開催されました(写真1)。

写真1:開会式の様子

 朝からの雷雨の影響で、開始時間が3時間遅れ、当初予定されていたリーグ戦方式の予選から決勝トーナメントという団体戦は、昨年度優勝校、準優勝校を第1シード、第2シードにし、残りの6校は主将がくじを引いて組合せを決めるトーナメント方式となりました。

 1回戦の相手は、2週間前に練習試合をした大島商船高専です(写真2)。1試合目、向田・白鳥ペアが勝ち(写真3)、2試合目、礒本・原田ペアが勝ち(写真4)、3試合目、森川・森上ペアが勝ち(写真5)対戦成績3対0で準決勝に進みました。

写真2:団体戦1回戦にて大島商船高専と対戦
写真3:向田・白鳥ペアの試合風景
写真4:礒本・原田ペアの試合風景
写真5:森川・森上ペアの試合風景

 1回戦の他の試合、第1シードの徳山高専と津山高専、第2シードの松江高専と宇部高専の試合は、対戦成績2対1で、ともにシード校が準決勝に進出しました。2週間前に練習試合をした広島商船高専と米子高専の試合は対戦成績3対0で広島商船高専が勝ちました。

 準決勝にて、第1シードの徳山高専と対戦し(写真6)、2面展開の中、1試合目、向田・白鳥ペアがゲームカウント4対2で負け(写真7)、後がなくなりましたが、2試合目で礒本・原田ペアがゲームカウント4対1で勝ち(写真8)、勝負は最終決戦に委ねられました。3試合目、森川・森上ペアがゲームカウント4対2で負け(写真9)、広島商船高専との3位決定戦にまわりました。

写真6:準決勝にて第1シードの徳山高専と対戦
写真7:向田・白鳥ペアの試合風景
写真8:礒本・原田ペアの試合風景
写真9:森川・森上ペアの試合風景

 3位決定戦では、降りしきる雨の中、広島商船高専と対戦し(写真10)、第1試合、原田・白鳥ペアが勝ち(写真11)、第2試合、向田・山下(莉)ペアも勝利し(写真12)、第3試合をしていた新迫・森上ペアが1ゲーム取った所で対戦成績2対0で勝ち(写真13)、昨年同様3位入賞という結果となりました(写真14)。

写真10:3位決定戦で広島商船高専と対戦
写真11: 原田・白鳥ペアの試合風景
写真12:向田・山下(莉)ペアの試合風景
写真13:新迫・森上ペアの試合風景
写真14:雨の中、
多数の応援ありがとうございました。

 決勝は、ホームの松江高専が徳山高専に対戦成績2対0で勝ち、優勝しました。全国大会では最激戦地区の一つである中国地区の代表として、2連覇目指して頑張ってください!

 男子団体戦と並行して、女子の個人戦が開催されました。今年度は20ペア参加の高専大会の女子の部では私が顧問になって6年目で、最多出場ペア数のトーナメントとなりました。各高専とも女子学生の数が増加傾向にあるようです。

 1年生の野間・平田(ともに郷原中出身)ペアは1回戦で広島商船高専の立石(3年)・寺西(4年)ペアと対戦し、幸先よく1ゲームを奪ったものの、ゲームカウント4対2で負けました(写真15)。

写真15:野間・平田ペアの試合風景

  第5シードで出場した、森永(北宇治中出身:2年)・藤原(黒瀬中出身:3年)ペアは第1試合で徳山高専の加納(1年)・岩川(2年)ペアにゲームカウント4対1で勝利しましたが(写真16)、準々決勝にて第4シードの宇部高専の後山(5年)・石井(2年)ペアにゲームカウント4対3の7−5で惜敗しました。

写真16:森永・藤原ペアの1回戦の試合風景

 2年生の矢野(明)・矢野(遥)(ともに向陽中出身)ペアは1回戦にて広島商船高専の鎌田(2年)・加藤(2年)ペアにゲームカウント4対2で勝ち、2回戦にて第2シードの宇部高専の小川(4年)・着本(1年)ペアにゲームカウント4対1で勝ち(写真17)、準々決勝にて松江高専の森(2年)・角田(2年)ペアにゲームカウント4対2で勝ち、全国大会出場がかかった準々決勝にて2週間前に練習試合をした大島商船高専の佐竹(2年)・泉(3年)ペアにゲームカウント4対2で勝ちました。そして決勝、第4シードの宇部高専の後山(5年)・石井(2年)ペアにゲームカウント4対3の8−6で勝利し、見事優勝しました(写真18)!ファイナルゲーム5−1とリードするもそこから相手に連続ポイントを決められ、5−6と逆に相手のマッチポイントとなりましたが、そこから3ポイント連取し、8−6で優勝しました。

写真17:矢野(明)・矢野(遥)ペアの
2回戦の試合風景
写真18:矢野(明)・矢野(遥)ペアの
決勝戦の試合風景

 男子団体戦終了後、雨の中個人戦1回戦がありました。原田(熊野中出身:4年)・白鳥(昭和北中出身:4年)ペアが大島商船高専の諏訪(4年)・新庄(4年)ペアにゲームカウント4対1で敗れたものの(写真19)、第2シードの森川(熊野東中出身:5年)・森上(郷原中出身:5年)ペアが米子高専の野津(2年)・中川(2年)ペアにゲームカウント4対1で、第4シードの向田(矢野中出身:5年)・山下(莉)(音戸中出身:2年)ペアが大島商船高専の弘(4年)・大田(1年)ペアにゲームカウント4対1で勝ち、礒本(川尻中出身:3年)・山本(拓)(黒瀬中出身:2年)ペアが第3シードの徳山高専の村田(5年)・宮本(4年)ペアにゲームカウント4対0で勝ちました(写真20)。

写真19:原田・白鳥ペアの1回戦の試合風景
写真20:礒本・山本(拓)ペアの
1回戦の試合風景

 悪天候のため、1日目の日程終了後、すみやかに宿泊先の旅館に戻り、中庭でミーティングを行い、個人戦2回戦に残った選手達の明日の試合にかける意気込みを話してもらい、19時から矢野(明)・矢野(遥)ペアの優勝祝賀会を行いました(写真21)。

写真21:木下コーチから
優勝祝いをプレゼントして頂きました

 翌日、雨が降る中、9時から男子個人戦の2回戦以降が開催されました。森川・森上ペアは宇部高専の村田(3年)・松本(3年)ペアと対戦し、ゲームカウント4対1で勝ち、向田・山下(莉)ペアは松江高専の船木(4年)・石飛(3年)ペアにゲームカウント4対0で勝ち、礒本・山本(拓)ペアは松江高専の曽利(5年)・新宮(5年)ペアにゲームカウント4対3で勝ち、それぞれベスト8に進出しました。

 準々決勝にて森川・森上ペアは徳山高専の第7シードの平田(5年)・礒本(5年)ペアに、礒本・山本(拓)ペアは宇部高専の関(5年)・常磐(5年)ペアにそれぞれ勝ち、準決勝に進出しました。向田・山下(莉)ペアは第5シードの徳山高専の廣中(2年)・長嶺(2年)ペアにゲームカウント4対1で負けました(写真22)。

写真22:向田・山下(莉)ペアの
準々決勝の試合風景

  準決勝にて、全国大会出場をかけて、森川・森上ペアと礒本・山本(拓)ペアが対戦しました。森川・森上ペアがストレートで決勝に進出しましたが、高専大会の準決勝という舞台で先輩後輩の真剣勝負、感慨深いものがありました(写真23)。

写真23:準決勝の試合風景

 礒本・山下(莉)ペアは全国大会出場をかけて、大島商船高専の諏訪・新庄ペアと対戦し、見事勝利して全国大会出場を決めました(写真24)。彼らの1回戦からの試合ぶりに、前回松江で開催されたときに当時3年生で個人戦のみの出場だった向原(高屋中出身:専攻科2年)・藤原(黒瀬中出身:京セラ)ペアが、上級生ペアを相手に全力で立ち向かい、準優勝したときのことを思い出し、感動しました。全国大会出場、おめでとう!

写真24:礒本・山下(莉)ペアの
3位決定戦の試合風景

 決勝戦、森川・森上ペアと山口県高校総体にて男子個人戦でベスト4となり、今年のインターハイに出場する徳山高専の廣中・長嶺ペアが対戦しました。ゲームカウント2対3からファイナルゲームに追いつき、友情応援してくれた津山高専、松江高専ソフトテニス部のみなさんが見守る中(写真25)、7−1で勝ち、男女アベック優勝となりました!

写真25:森川・森上ペアの決勝の試合風景

 中国地区高専体育大会個人戦にて、男女アベック優勝したのは、池崎(当時3年)・貝原(当時3年)ペアと山下(当時4年)・岡辻(当時3年)ペアが達成して以来6年ぶりの快挙です(写真26)。

写真26:表彰式を終えて

 最後に、この大会で全国大会へ繋がる大会は最後となる5年生と主将の原田君に中国高専体育大会を終えてスピーチしてもらいました(写真27)。前回松江で開催された中国地区高専体育大会での主将の山本君と当時5年の貝原さんの涙のスピーチを思い出しました。

写真27:中国地区高専体育大会を終えて

 最後になりましたが、悪天候の中、かつ遠路松江まで応援に来てくださり、選手達の躍動感あふれる多くの写真を提供してくださいました保護者のみなさま、校長先生をはじめ、呉高専関係者各位に感謝いたします(写真28)。

写真28:集合写真