過換気症候群について

過換気症候群とは

 

発作的に過呼吸状態になり、さまざまな身体的・精神的症状を引き起こします。症状としては、呼吸困難感、胸が苦しい感じ、動悸、めまい、手足や唇のしびれや筋肉の硬直などがあります。

 

原因

過換気症候群は、持続的な不安・不満や心理的緊張、怒りなど、気分を興奮させる状況で生じやすく、過労、寝不足、風邪による発熱でも発症は助長されます。はっきりした原因がわからない場合もあります。

 

対処法

(1)   ペーパーバッグ法といって、紙袋(A4サイズの茶封筒でもOK)を口にあて、吐いた空気を再度吸い込むという行為をくり返し、血中の二酸化炭素濃度をあげる方法が一般的です。 ただしこの場合、空気が漏れないようにと紙袋を口にぴったり当てすぎると酸素不足になってしまいますから、鼻は覆わず、隙間を作っておきます。

 

(2)   ゆっくりと呼吸する。(吸った時点で1回息を止める。→可能なかぎりゆっくり吐き出す。→力を抜いて自然に吸う。)

 

(3)   発作の原因となるような日常生活での不満、不安、怒り、というものが自覚できるならば、カウンセリングなどで自分の気持ちを言葉として表し、発散していくことも大切です。

 

(4)   周りが過剰に心配し反応すると、本人が不安になり、症状が悪化することがあります。発作がおきても周囲の人はなるべく冷静に対処しましょう。寄り添って安心感を与えることも大切です。

 

(5)   過換気症候群自体は、死にいたることも、障害が残ることもありませんが、初めて発作が起こった場合は、病院を受診して専門医に診てもらいましょう。

また、何度も繰り返して起こってしまう場合も専門医に相談しましょう。

 

 

基本的には、人並みに休息を取って、日常の緊張度を下げることが、過換気症候群の予防につながります。