2020年1月29日(水)


研究での分析成果を庄原MaaS協議会にて報告

担当:専攻科プロジェクトデザイン工学専攻2年 赤木 大介

 神田研究室では、国土交通省「新モビリティサービス推進事業」、別名「日本版MaaS」の1事業である「庄原地区 先進過疎地対応型MaaS検討・実証プロジェクト」に参画しています。
 私自身も特別研究の一環でこの事業の企画からシステム構築~評価まで携わっており、1月29日の「庄原MaaS検討協議会」で、本事業の評価及び今後の展望について報告しました。


研究報告の様子

 近年の我が国では、複数の交通手段を一元化し「予約~決済」までをシームレスに行う「MaaS」という概念が注目されていますが、各地域特性を考慮した上での実装が課題となっています。
 今回、庄原を対象に過疎地に適した「MaaS」を実装しましたが、利用者からの評価をいただくことで、今後の過疎地域における「MaaS」の方向性が見えてきました。


利用者満足度評価

MaaS実装による外出回数の変動

 私の研究成果が庄原地区を含む日本全国における過疎地の活性化につながるように、さらに深めていきたいと思います。