2020年3月25日(水)


専攻科2年 秦 直輝君が
環境国際会議IWEE2019で研究奨励表彰を受賞

担当:機械工学分野 尾川 茂

 日本機械学会主催の国際会議IWEE2019(International Workshop on Environmental Engineering 2019)と第29回環境工学総合シンポジウム(SEE)が沖縄万国津梁館で昨年6月25日~28日に同時に開催されました。

 発表対象論文は、IWEE 127件、SEE 67件の合計194件で、その中から4名が研究奨励表彰を受賞し、その一人に選出されました。50倍という倍率での受賞は立派です。
 本科及び専攻科での3年間の風力発電に関する研究成果を英語で発表し、分かり易いプレゼンに加えて会場からの質問にも自信を持って的確に答えることができたことが、今回の受賞につながりました。

 論文名は「Optimization of circular cylinder blades length against scale change of horizontal wind turbine with circular cylinder blades driven by longitudinal vortex (縦渦風車のスケール応じた翼長の最適化)」です。また、本校でも学術文化活動の分野で優秀な学生に贈られる特別表彰も合わせて受賞しました。


英語で発表する、専攻科2年 秦直輝君

発表会場にて

一緒に受賞を喜ぶ秦君

 秦君はこの春から長岡技術科学大学大学院に進学し、今回受賞した縦渦風車の生みの親である高橋 勉教授のもとで、再生エネルギーの研究を継続する予定です。
 是非とも今回の受賞を契機に飛躍的な高い発電力のある風車の実用化に取組んで欲しいと願っています。