2019年4月18日(木)


平成30年7月豪雨の被害と復旧・復興への理解を深める
教職員研修を開催しました

担当:環境都市工学分野 神田 佑亮(呉市復興計画検討委員会 委員)

 平成30年7月豪雨では、本校が所在する呉市で甚大な被害が発生しました。その被害は想像を絶する規模でした。
 呉高専では発災直後から専門的な見地に基づき様々な支援活動を展開してきました。
 呉市では平成31年3月に「復興計画」が策定され、今後本格的な復興に向けての施策が展開されていきますが、災害の状況や復興への取り組みの理解を深め、学術的な活動に反映するとともに地域への貢献をさらに進めるため、復旧・復興への理解を深める教職員研修を開催し、約50名が参加しました。

 講師には、呉市復興総室から坂井副総室長、当校OBでもある同主幹増木氏をお招きし講演をいただくとともに、意見交換を行いました。
 講演後の意見交換では防災教育、高齢者支援やバリアフリー、被災後のこどもの生活環境など、様々な面からの質問や施策へのアイデアが議論されました。

 呉高専の文理融合が整いやすい学際的環境を活かし、地域貢献を進めていく所存です。