2019年5月7日(火)


宮崎崇文先生が日本建築学会奨励賞を受賞されました

担当:建築学分野 篠部 裕

 高齢社会の到来により高齢者の生活空間や生活支援の改善はわが国が直面する大きな課題であり、今後は認知症高齢者に対する快適な生活空間の提供や、周囲の介護者や介助者による適切な生活支援が大きなテーマとされています。

 このような中、本校建築学分野の宮崎崇文先生が「共用空間における他者の行為が認知症高齢者の無為に及ぼす影響-表情測定による間接的交流に関する研究 その1-」で2019年度日本建築学会奨励賞を受賞されました。
 この論文は先生の学位論文の一部を成すものであり、受賞は先生が今後のグループホームのあり方を探るために取り組まれた認知症高齢者の分析手法の提案とその有用性が評価されたものです。

 授賞式は2019年9月の日本建築学会全国大会で行われる予定です。
 宮崎先生、奨励賞受賞、誠におめでとうございます。