2019年6月21日(金)


国際学会「TDM2019」で発表

担当:環境都市工学分野 神田 佑亮

 6月19〜21日にイギリス・エディンバラで開催された国際学会「TDM2019」に参加し、研究成果を発表しました。
 TDMはTravel Demand Management(交通需要マネジメント)の略で、交通渋滞等で混雑する状況に対し、人々の交通の動きをマネジメントすることで混雑を図る考え方です。

 この学会で、平成30年7月豪雨発災後の広島〜呉間の交通マネジマネジメント研究の成果を発表しました。
 豪雨災害後の交通の対応には海外の参加者もその対応に非常に驚かれておりました。また、施策実施までの意思決定や関係機関との調整プロセス、情報発信方法等の質問も多く受けました。


国際学会の様子

エディンバラの街並み

 豪雨等災害での交通寸断は日本は特に多いため、この領域の研究の知見も日本に多く蓄積されているような印象を受けました。
 一方で議論を通じ外国人が日本旅行時に災害にあった時の対応の考え方のヒントも得ることができました。