2019年10月26日(土)


「電気・情報関連学会中国支部連合大会 in 鳥取」で
インキュベーションワーク成果報告

担当:先端電磁波システム研究室

 研究室では課題発見解決型の創造演習授業において、学生たちに将来産業界で行うであろう研究開発を疑似体験してもらっています。

 今回当該授業医工連携グループ(電気情報工学科5年の坂本雅弥君、岡部蓮也君、中岡佑輔君担当)が実施中のテーマで興味ある成果が得られたことから、鳥取大学で開催された標記学会で成果報告を行って来ました。


大会会場・鳥取大学工学部前

坂本君・中岡君発表の様子

 その内容は2020年東京オリンピックに合わせてサービスがスタートされる次世代移動通信規格5G(ファイブ・ジー)電磁波を、通信はさることながら、医療、それも体内血液中の酸素濃度を把握し無呼吸症候群や認知症を予知する機能に利用しようというものです。


5G電波を活用したヘルスモニタリングシステム

 この授業テーマは今年度で終了しますが、今後は研究室の本科4年生に研究テーマとして引き継がれ、本格始動しつつあります。今後の進展に期待したいと思います。