2021年3月5日(金)

専攻科生2名が
「日本機械学会 中国四国支部 第59期総会・講演会」で発表

担当:機械工学分野 尾川 茂

 3月5日の「日本機械学会 中国四国支部 第59期総会・講演会」は、コロナの影響でオンライン開催となりましたが、尾川研究室の専攻科2年の2名が特別研究の成果を講演発表しました。

 本多陽敬君は「カルマン渦列干渉時のデルタ翼放射音分析」、鈴木康平君は「乱れを含む流れが縦渦の空力騒音に及ぼす影響に関する数値解析」で、いずれも自動車が高速走行する際に発生する風騒音の研究です。本多君は風洞を使用した実験で、鈴木君はスパコンを使用した数値解析で、自然風が空力騒音の発生に及ぼす影響を調べた研究です。


講演発表する本多君

講演発表する鈴木君
(撮影時のみマスクを外しています)

 機械科5年生から研究室に入り、専攻科までの3年間取組んできた成果の集大成を大学院生や一般の研究者の中で発表しました。本多君は東北大学、鈴木君は長岡技科大、いずれも大学院に進学します。定年退職に伴い尾川研究室最後の専攻科生が有終の美を飾ってくれました。


筆者を囲んで左から鈴木君・本多君
(撮影時のみマスクを外しています )

 なお、本研究は(公財)JKAの助成を受けて実施致しました。