2020年4月23日(木)
自宅で研究「タブレットで建築VR」
担当:建築学分野 間瀬 実郎、建築学科5年 市川 新之助
呉高専では、いくつもの遠隔授業が始まっていますが、卒業研究も遠隔でやっています。
建築学科5年の市川新之助は、愛媛県の自宅でタブレット端末を使ったVRの研究を進めています。特徴は、位置を検知しながら、映像を表示させることで、タブレットをもって歩き回ると、画像もある程度それに同調して表示されるところです。
新図書館棟のタブレットVR(動画) |
内蔵の加速度センサーとカメラを使用して実現させています。今年の夏に完成予定の新図書館棟を表示させた、詳細な実験も進んでいます。外観はもちろん、室内も正確に表示することができます。
室内も正確に表現(動画) |
一般的なVRのヘッドマウントディスプレイと違い、同時に複数の人が体験し、評価できるところも便利です。
ただし、自宅の部屋が狭いので、歩き回る実験には苦労しているそうです。
このシステムが完成すれば、建築設計製図などの授業にも応用したいです。