2022年1月26日(水)


福祉工学を学ぶ学生のための
課題解決型遠隔教育手法に関する研究の進捗状況

担当:機械工学分野 岩本 英久

 コロナ禍でも福祉工学教育を実践していくために、介護施設と教室をつなげるコミュニケーションシステムを開発中です。

 例えば、被験者の視線がリアルタイムに分析できるアイカメラや、被験者の感情を把握できる脳波計を利用して、要介護者の状況と気持ちを教室にいる学生に伝え、介護現場を支援する道具やシステムを考案する演習を福祉工学という授業で実践したいと考えています。


脳波計で情報が抽出できるかチェックしています

 本研究は個人情報などの倫理的要素もあるため、学内の倫理委員会から承認を得てから、実験を行っています。本年度は各機器の接続とそれらを同期させるアプリの開発が主な成果となるでしょう。

 本研究は公益財団法人JKAから支援をいただいております。この場を借りて、厚くお礼申し上げます。コロナ禍でも学生たちは頑張っています。