2021年10月23日(土)


電気情報工学科4年生がインキュベーションワークの成果
(においを科学する)を電気情報関連学会で報告

担当:先端電磁波システム研究室

 研究室ではインキュベーションワークの授業において地域の課題を見出し、それを解決する研究開発の疑似体験を行っています。

 電気情報工学科4年市川君、神尾君、衣笠君、新浜君の4名は3年生のころに、近隣の工場内に設置すべき「アルコールやアセトンなど有機化合物の臭気検知装置が高額なために普及していない」という問題に着目し、これを簡単かつ安価な電気回路で検出することに成功しました。

 10月23日にweb開催された2021年度電気・情報関連学会中国支部連合大会において新浜君がその成果を発表、多くの関心が得られていたようです。

 今後学生たちは将来産業界で活躍するための素養を体得すべく、「この成果を製品化するためのプロセス」を疑似的に学習してゆきます。


研究のプロセス
(仮説→机上設計→実験実証)

実験の様子
(撮影時マスクを外しています)

有機気体が検出される原理検討

新浜君による発表の様子
(撮影時マスクを外しています)