2021年12月8日(水)


建築学科1年・建築学科2年合同LHR
International round-table talk
〜海外での経験や紛争からの平和構築など〜

担当:建築学科2年 安田 優吾

 12月8日のLHRでは建築学科1年、建築学科2年合同で「international round-table talk」として、広島大学の片柳真理先生に「海外での経験や紛争からの平和構築など」をテーマにご講演していただきました。

 片柳先生はボスニア・ヘルツェゴビナ日本大使館などで紛争後の平和構築を行ってきた方です。戦争によって人々はどのような影響を受けるのか、戦争中、戦後に子供たち、若者たちはどのような環境におかれるのか、について話していただきました。

 戦争中、サラエボでは町が盆地でスナイパーに狙われやすいため、人々はかがんだ姿勢で走って移動したり、暖をとるために鞄や本、靴を燃やしたりしていたそうです。また勉強をするときは紙がないので、爆撃された裁判所で紙を拾い、勉強をしていたそうです。

 私達はそれを聞いて何不自由なく生活を送っていることがいかに幸運であるかを再認識することができました。