2022年6月15日(水)


機械工学科、建築学科2年で合同LHR
International round-table talk
(ファンデルドゥース・ルリ先生)がありました

担当:機械工学科2年 中脇 響

 6月15日、機械工学科2年と建築学科2年合同で、広島大学平和センター准教授のファンデルドゥース・ルリ先生の「国際社会と日本のアイデンティティ」の講演会に参加しました。
 自己アイデンティティと他己アイデンティティの違いから生まれる軋轢についてのお話から始まり、太平洋戦争末期の特攻隊”Kamikaze”は日本と世界では捉え方が違うことについて講演していただきました。


講演の様子

 世界の他の国から見た”Kamikaze”は狂信的な聖戦主義や、敵への恨みから行われるテロ行為だという認識が強いけれど、実際に特攻隊の人が最期に残した手紙の内容、特攻隊員や信教などを調べてみると、大部分が仏教徒で、敵への憎しみの言葉はほとんどなく家族愛などが綴られており、愛国心から国のために命を捧げていたことが明らかになったそうです。


特攻隊員の手紙の解析結果の紹介

 日本に住むものとして、今一度平和について学び、世界に発信するために自分たちに出来ることを考えたいと思いました。