2022年6月17日(金)


GEAR5.0人材育成事業インターンシップ及び
高専-長岡技術科学大学共同研究の開始

担当:GEAR5.0マテリアル呉プラットフォーム

 本校がナノデバイス拠点として参画している高専の人材育成事業GEAR5.0マテリアルプラットフォームでは、6月13日~17日の5日間、主幹校の鈴鹿高専でインターンシップを行いました。

 本校ユニットサブリーダー江口准教授の引率で、専攻科1年の二重谷光輝君と町依蕗君の2名が鈴鹿高専の高度な電子顕微鏡(FE-SEM)の操作分析技術講習と観察実習を行い、電極上に集積する細胞外小胞の観察を試みました。


呉高専-鈴鹿高専の全体打合せ

鈴鹿高専の黒田教授からの技術講習

 最終日の報告会では、二重谷君・町君の両名は習得した電子顕微鏡で細胞外小胞の観察を行った結果と、発見した問題点を解決するための今後の方向性について発表しました。
 質疑応答にも立派に対応し、確かな学びと成長の手応えに、参加者からも高い評価を受けました。


報告会で発表

インターンシップ参加者
(撮影時のみマスクを外しています)

 インターンシップ学生の両名は今後、長岡技術科学大学共同研究助成金の支援を受け、鈴鹿高専・同大学と共同で、集積した細胞外小胞のさらなる解析を実施します。

※「GEAR5.0」(未来技術の社会実装教育の高度化)は、高専機構が取り組む事業で、オール国立高専の資源を駆使した新たな人材育成モデルの構築、企業・自治体・大学などと幅広く連携による効果的な人材育成を推進し、本校はその協力校として参画しております。