2022年7月7日(木)

3年連続、総務省支援事業「高専ワイヤレスIoTコンテスト」に
採択される!

担当:先端電磁波システム研究室

 新浜優貴君(専攻科1年)がリーダーとなり申請した「超広帯域・低損失伝送線路とそのミリ波・サブミリ波帯通信・計測・医療分野への応用」が採択されました。
 これで研究室からは通算で4度目(2017、2020~2022年度)の採択になり、今年も300万円を上限として総務省から支援を受けることになります。


採択課題に取り組む研究室学生(指導教員・特命教員と共に)
(撮影時のみマスクを外しています)

研究開発の概要

研究グループ

 近年の電波利用ひっ迫を背景に、未利用のミリ波・サブミリ波帯電波開拓が切望されています。
 新浜君たちは直流からテラヘルツ波まで超広帯域に利用でき、従来と比べて損失が格段に低減される伝送線路を考案、その理論検討を行って来ました。

 本提案ではこの伝送線路をもとにBeyond 5G(第5世代超通信規格)を念頭にした300GHz帯無線回路、次世代140GHz帯車載レーダ、さらに直流からテラヘルツまで観測可能な医療検体検査回路の開発を、国内有力企業や大学病院との強固な連携のもとに実施します。


国内有力企業・大学病院と連携体制を堅持

 今年度も研究室学生の活躍に期待したいと思います。