2022年9月22日(木)

外部講師による「物理科学」の授業

担当:自然科学系分野 笠井 聖二

 9月22日(木)の4年生の「物理科学」で外部講師による授業を実施しました。


講義紹介

 物理科学は、物理教員がそれぞれのテーマで開講し、学生は興味のある授業を受講するという今年度から始まった授業です。私の授業では、物質の根源的構成要素である素粒子の実験的探究をテーマとし、積極的に外部の方と連携した授業を実施しています。

 外部講師による第1回目の授業として、名古屋大学の北口先生にお越しいただき、素粒子・原子核について歴史的発展・実験方法および宇宙との関係などの基礎的内容から、加速器という装置を使った最先端の実験による研究内容、更に工学との関連など、幅広く講義していただきました。


講義風景

講義スライド

 今後、広島大学の放射光加速器施設の見学、理化学研究所の研究者による講義、企業の方の話を聞く授業などを計画しています。これらの授業を通して、学生が広い視野をもち、自分の専門との関連などを考えられるようになることを期待しています。