2022年10月14日(金)

ペンローズの階段の不可能立体談義

担当:建築学分野 間瀬 実郎、自然科学系分野 川勝 望

 数学・ブラックホールが専門の川勝先生と、だまし絵CGの研究の間瀬が不可能立体の談義をしました。

間瀬: 今日は、ペンローズの階段のCGを見に来ていただき、ありがとうございます。
川勝: この不可能立体は階段勾配を0にすると普通の可能立体になるところがおもしろいですね。


歪がおおきいペンローズの階段

 

間瀬: なるほど、そこは気が付きませんでした。不可能立体と可能立体の境界点が見えたような気がします。
川勝: 視点を変えると歪みが大きくなるところはブラックホールに飲み込まれる物体と観測者ににていますね。
間瀬: ペンローズの階段とブラックホールに共通点があったとは驚きました!
川勝: 今日は面白いものを見させていただきありがとうございました。
間瀬: こちらこそありがとうございました。


不可能立体談義(撮影時にマスクを外しました)