5年連続、研究室学生の提案課題が
「高専ワイヤレステックコンテストWiCON2024」に
高評価で採択される!
担当:先端電磁波システム研究室
出本芳也さん(専攻科1年)がリーダーとなり申請した研究テーマが、(⼀社)情報通信ネットワーク産業協会主催、総務省共催の標記事業に採択されました。
今年度のテーマは次世代通信基地局系を念頭に、複数の基地局と複数の端末やモノを効率的にアクセス可能な300GHz帯走査型ペンシルビームアンテナで、開発コンセプトはズバリ「脱半導体」です。
学生たちは先行特許調査を通じて耐電力性や低損失性に課題が多い半導体デバイスに代わる新たな方式を発案、この点が高評価につながったようです。
![]() Society 5における次世代通信システムの概念図 |
![]() 調査した特許をパテントマップにまとめる:先行研究の「抜け穴」にヒント有り! |
![]() 採択の知らせが届き、喜ぶ出本さんと和泉さん |
本プロジェクトも指導教授と繋がりが深い大手在京企業および研究室卒業生スタートアップ企業との体制堅持はもちろんのこと、今回は総務省所管国立研究開発法人情報通信研究機構とも連携することになりました。
これからの9か月間、補助金を受けながら研究を推進してゆく学生達の成長を見守っていきたいと思います。