広島大学にて、加速器製作に使用する電磁石の測定、
3Dスキャンを行いました
担当:電気情報工学科4年 倉田 真緒
本校有志学生3名は今年3月から卓上の小型サイクロトロン加速器の製作を進めています。
6月21日(金)、広島大学で加速器製作に必要な電磁石の寸法の測定と3Dスキャンを行いました。
電磁石は、広島大学の加藤 政博先生にご協力いただき、愛知県岡崎市にある分子科学研究所から遊休品の電磁石を譲り受け、広島大学の放射光科学研究所に運んでいただきました。
![]() 実際の電磁石 |
![]() 3Dスキャンした電磁石 |
3Dスキャンは、本校VRショールームから借り出した3Dスキャナーを使い行いました。慣れない機器とソフトの使用で何度かやり直しをしましたが、結果的にうまくデータに起こすことができました。
測定やスキャンが終わった後には、輸送の都合上架台と磁石本体に分解されていた電磁石を、クレーンを使って組み立て実験に使いやすい形にしました。
![]() 3Dスキャンの様子 |
![]() 組み立て終わった電磁石と記念撮影 |
次回、広島大学に訪れた際には電磁石の磁場測定を行いたいと考えています。
今後も加速器の作成に向けて頑張っていきます。