呉高専の特色

呉高専のキャンパスはおよそ10万m² 。 マツダスタジアムが4個入ります。 |
![]() |
校内には3Dプリンタ、レーザー加工機、CNC加工機、3Dスキャナなど、 最新のものづくり設備が整っています。 |
![]() |

従来型の「与えられた課題を解く」教育ではなく、
「課題を発見し、それを解決する」教育を行っています。
代表例は、本科では「インキュベーションワーク」、
専攻科では「プロジェクトデザイン工学演習」です。
![]() (関連ページ ![]() |
![]() (関連ページ ![]() |

各種コンテストや、学習到達度試験などで数多くの教育成果が出ており、
順調に成果が上がりつつあります。
■各種コンテストなどの入賞件数
2014年度:11件 → 2015年度:21件 → 2016年度:27件 → 2017年度:38件
(関連ページ 教育改革の成果)
■代表的な教育成果
・2017年度 |
アイデア対決・全国高専ロボコン2017中国大会:優勝(全国大会出場)/準優勝 |
・ 〃 |
総務省支援事業「高専ワイヤレスIoTコンテスト」に採択 |
・2016年度 |
第13回全国高専デザコン:構造デザイン部門最優秀賞(国土交通大臣賞)/優秀賞 |
・ 〃 |
第43回五三会建築設計競技:最優秀賞(最年少受賞) |

求人倍率は約20倍、大学などとひと桁違います。
もちろん就職率は100%、大半が大企業です。
特に女性は、大学より絶対有利です。
![]() |
![]() (関連ページ ![]() |

呉高専はこれまで進路選択は自然体、大学進学も自然体でした。
大学に編入学する場合は現役が当たり前、進学先は全国の国公立大学がほとんどです。

平成28年度より、専攻科は複合型の「プロジェクトデザイン工学専攻」に改組しました。
定員も40名(本科定員の25%)とし、7年一貫教育の体制を強化しました。
時代を先取りした教育内容で、本校の課程を修めることにより、大学と同じ「学士」を取得できます。
![]() 長期インターンシップ |
![]() プロジェクトデザイン工学演習 |
![]() 特別研究(電磁波システム実験室) |
関連ページ
・専攻科について

大企業での理系採用者の約80%は大学院修士課程修了生です。 企業にはさまざまな部署がありますが、4年の差がある本科卒業生がその能力を十分発揮しうる部署へ配属されるか、多少懸念があります。 専攻科で2年修業を積むと、その懸念はなくなります。 |
工学系の国立大学では、6割以上が大学院へ進学しています。 つまり、工学系で大学に行くとは、大学院に行くことです。 大学院が当面の目標になると、専攻科はとても有利です。 |
![]() 大企業の採用 |
![]() 大学院進学者 |
全国の高専卒業生は年間約1万人。そのうち大学3年次への編入生は約2300人で、ほとんどが国公立大学への進学です。
一方、専攻科には約1500人が進学し、そのうち500人ほどが国公立の大学院に進学しています。
このように、国公立大学や大学院に多数進学していますが、なかでも旧帝大には年間約360名、1高専あたり平均6名と
たくさん入学しています。
![]() |
![]() |
旧帝大への入学者 全国56高専で約350名 平均6名/高専
国公立大はもちろん、旧帝大にも多数の入学者 専攻科からは推薦で!
大学院からの専攻科修了生の需要はきわめて高く、旧帝大を含むほとんどの国公立大で推薦を実施しています。
![]() ・専攻科修了生の大学院推薦実施校一覧 ![]() |
大学院で推薦実施校が多いのはなぜ?
- 専攻科修了生は高い研究能力を身に付けています。
- ものづくり能力が高く、新たな研究に不可欠である実験装置の製作や実験遂行能力に秀でています。
![]() 専攻科生:学会発表レベル(2度目、専攻科修了要件)
|
![]() 新たな研究:市販の実験装置だけでは不十分 → 実験装置の製作・改良等が必要 → 専攻科生:十分な能力あり 専攻科生約20人で 学会発表:50件 → 2.5件/人 国際会議発表:10件 → 0.5件/人 学術論文(査読付):数件
専攻科生の研究能力は大学院修士レベル
|
![]() 専攻科修了生がぜひとも欲しい |

高専本科では、公立高校と同額の授業料免除が得られます。
専攻科を修了して大学と同じ「学士」を得る場合、
本科の差額分と専攻科分を合わせると129万円です。
この額は、公立高校から国立大学に進学した場合の約60%とかなり安くなります。

入試選抜方法は「一般推薦」「特別推薦」「学力検査」の3種類あります。
定員の半数は推薦で、面接だけで選びます。


入学試験/選抜方法(各学科40名)
■推薦による選抜 入学定員のうち50%(80名)程度
□一般推薦
学業成績が優秀で、学校長が推薦できる人(具体的基準なし)
面接+調査書 ※平成29年度から適性検査を廃止
□特別推薦(H27より導入)
学業成績が優秀で、課外活動なども特に優れた成績
面接+調査書
■学力検査による選抜 入学定員のうち50%(80名)程度
5教科(H28よりマークシートに変更)+調査書
呉高専は、次のような人を待っています。 | |
|
特別推薦(出願資格)
特別推薦では一般推薦出願資格を満たした上で、さらに次の条件(1)(2)を満たした者とします。
(2)の条件については該当するか否か、出願前に必ず教務係に確認して下さい(学校見学会や入試説明会のときにも受け付けます。)。
なお、平成30年度は受検者23名に対し、合格者は23名でした。
(1)中学校の第1~3学年の9教科の学業成績が5段階評価で平均4.2以上の者
(2)中学2年・3年次の課外活動などで優れた成績を収め本校入学後も引き続き努力を続ける意志のある者
・都道府県以上の科学技術系の大会、コンテストで優れた成績
・優れた資格取得(英検2級、数検2級など)*1年次でも可
・学校の体育系クラブ:県で団体戦8位以内、個人戦16位以内
※該当する大会の出場チーム数・選手数の上位50%以内
・学校の文化系クラブ:都道府県大会以上で優れた成績
・県選抜メンバー(都道府県予選後、上位の大会に出場)