専攻科改組について

 激しい変化が予想される社会で生き残るために必要とされる能力は、あらゆる分野で融合複合化した技術に対応し、創造力と多様性を涵養することが重要です。変化し続けるグローバル環境の中で、技術者自らが課題を見つけ出し、それを解決しようとする精神とノウハウを学修する必要があります。そこで呉高専専攻科では平成28年度に2専攻を「プロジェクトデザイン工学専攻」の1専攻に改組します。
 プロジェクトデザイン工学専攻では、従来の高等専門学校の教育をもとに、さらに2年間の教育が「日本技術者教育認定機構(略称:JABEE)」の基準に準拠して行われ、課題発見から企画・設計・製作まで一連のデザイン能力を有する技術者を育成します。そのため、他の専門分野を取り込んだ複合的な素養を身に付け、人間の幅が広がる多様性を 涵養するカリキュラムを設定しています。
 取得できる学位は、学士(工学)であり、その分野は機械工学、電気電子工学、土木工学、建築学です。大学改革支援・学位授与機構(国立学校設置法によって創設された機関)に所定の手続きを行うことにより、学位が授与されます。専攻科を修了し、学士(工学)の学位を取得すると大学院進学の資格が得られます。


専攻科修了生の大学院推薦
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