2024年12月23日(月)

広島大学にて加速器の真空テストを行いました

担当:機械工学科4年 北川 晏

 本校有志学生3名は今年3月から卓上の小型サイクロトロン加速器の製作を進めています。

 12月23日(月)、大学放射光科学研究所にて、完成したチェンバーに真空ポンプを接続しテストを行いました。

 
装置

 広島大学の加藤先生、有田先生にご協力いただき、必要な物品を確認し無事テストすることができました。懸念されていたような大きな欠陥は見られず、実験は順調に進みました。
 今回は、目標としていた10-4 Paに対し10-3 Paまで到達することができました。今後、調整しながら目標を達成したいと思います。


作業風景

 さらに、今後必要となる装置の詳細や課題についても議論を深め、必要事項の整理やスケジュール確認など、有意義な時間を過ごすことができました。今後も加速器の完成に向けて邁進してまいります。

 前回:加速器”びゅんびゅん丸”の製作が始まりました