加速器”びゅんびゅん丸”の製作が始まりました
担当:機械工学科4年 林 奏直
本校有志学生3名は今年3月から卓上の小型サイクロトロン加速器の製作を進めています。
これまで準備してきた、3Dデータや計測結果をもとに設計を行いついに加工を開始しました。
![]() 3Dモデル |
本校の実習工場にご協力いただき、最新のマシニングセンタを用いて加工しています。
加工においては、材料がステンレスであるため難しく慎重な加工が必要となります。今回、加工はすべて実習工場の先生方にお願いしているため自分で考えて加工することはありませんでしたが今回の加工を通して様々な材料を加工する際の難しさを実際の現場を通して知ることができました。
授業だけでは理解できない貴重な経験をさせていただき本当にありがとうございます。
![]() セットアップ状態 |
![]() 加工途中経過 |
![]() 加工風景 |
いよいよ加工が始まり、完成に向けて大きな一歩を踏み出しました。
これからも、加速器'びゅんびゅん丸'の完成を目指し邁進してまいります。
●これまでの活動
・広島大学にて加速器製作の準備を行いました
・広島大学にて、加速器製作に使用する電磁石の測定、3Dスキャンを行いました
・「広島大学放射光科学研究センター」を見学してきました