地元企業TEGOとの企業連携プロジェクト。
昨年の豪雨災害では、竹林が防災上いかに危険かを改めて明らかになりました。
TEGOは、そのような放置竹林問題や牡蠣いかだの廃棄問題を解決することをミッションに、
クラウドファンディングによって購入した粉砕機を使って“竹(魔法の)チップ”に変え、
有効活用する事業に取り組んでおられます。
実は、竹チップを撒くと雑草を抑えることが分かっており、
自然素材の除草剤になります。また、レモン農家さんの協力のもと、
柑橘の樹木の周りに撒いたところ、その場所の樹木の成長が促進したそうです。
以上のことから、本プロジェクトでは、
TEGO代表の中原佑介さんと打ち合わせを重ねながら協働して、
竹チップの有効性を実証する実験や広く世間に広める広報活動に取り組んでいます。
具体的には、校内で竹チップを撒いたプランターとそうでないものを用意し、
野菜を育てることで比較実験を行ないました。
第一弾として、とうもろこし、えんどう豆、安納芋の苗を植えました。
野菜によって成長の度合いが異なるかどうかについても観察しているところです。
植えて数週間で見違えるほどの効果が現れ、竹チップの凄さを実際に感じました。
また、後期からは、竹チップを広げたり、
竹細工などのチップ以外の活用についても視野に入れて活動をしています。
広く一緒に活動してくれるメンバーや学外の協力者も募集中です。
Instagramで情報発信をしています。
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