平成29年度研究・専門型プロジェクト
古典パズルの探究と発信
機械工学分野 野村 高広
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概要
中国由来の九連環(知恵の輪)・孔明鎖(組木)などの古典パズルは、三国志の時代から存在するといわれており、 多くの国のパズル愛好家達により、様々な派生形態が考えられるとともに、単なる知育玩具としてではなく、 人々のコミュニケーションツールとして愛用されてきました。 しかしながら、昨今のハイテク玩具の旺盛から、古典パズルの存在自体が薄れ、その実物を手に取り、 解法の奥深さを体感できる機会も珍しくなってきています。 また、日本で見慣れた古典パズルでも、他国で進化したものには、デザインや意味合いが大きく異なる場合があります。 さらに複雑な解法に進化を遂げたものほど、その難解さのため、歴史に埋もれてしまう傾向にあります。 このような古典パズルに対する探究を高専生らしい視点で製作や考察を主体的に遂行し、 新たなパズルの開発を試みつつ、製作方法や攻略方法などを発信します。
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