平成29年度研究・専門型プロジェクト
無償Linuxディストリビューションを有効利用する
建築学科 2年 市川 新之助
(担当教員:自然科学系分野 森 貞雄)
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概要
1.このテーマを設定した社会的背景
校内にたくさんの廃棄されるPCがあり、資源再活用の面でみると非常に非効率的であり、また、処分費用などがかかるため。 また本校では研究用途高度な計算用コンピューターが求められていて、そのニーズにこたえるため。また外部に関しても同様である。
2.このテーマの目的
今回は本来捨てられるはずであった数十台のパソコンを、資源の再活用を目的として一台の高性能な並列演算用コンピュータ(いわゆるスーパーコンピュータのようなもの)とし、 学校内において先生方の研究目的に使用していただく。 また、今後の学校 内のパソコンの入れ替えの際などに出たコンピュータをつなげることによって資源の無駄なく、さらに高性能な並列演算用コンピュータとして使うことができ、一石二鳥だ。 また、時間的に余裕があれば呉高専のサーバー等を介して、他の研究機関等、高度な演算処理能力を必要としている人に貸し出しを行えるようにする。
3.1年間の活動内容とスケジュール
前20回と仮定して、初めの2回では自分たちのスキルアップを行い、それと同時に、必要なもの発注を行う。 (必要なものとしては、スイッチングハブ・台数分のLANケーブル)。三回目以降は本活動を開始する。 まずはハードウェアの構築をし、その後ソフトウェアの組み込みを行う。その際時間があればすべてのパソコンをまとめて置けるラック等の製作する。 製作完了し計算ができるようになった後、組み合わせ爆発の検証を行う。 そこから、サーバーを借りて他の研究機関に貸し出しできるようなシステムを構築する。
4.このテーマは何をもって成功とするのか
クラスタシステムを構築し、本校の計算に役立てる。また、クラウド上で貸し出しができるようにして、他の研究機関への提供を行う。
5.プロジェクト成果の最低ライン
クラスタのシステムを構築し、計算能力の検証を行う。
記事
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